【プレイオフ】ナゲッツ対ウォーリアーズ第1戦: ベテランのミラーが決勝ゴール
西地区プレイオフ、第3シードのナゲッツ対第6シードのウォーリアーズの第1戦。アンドレ・ミラーが残り1秒で決勝ゴールを決め、ナゲッツが接戦を制した。
オフェンス力に定評があるチーム同士がぶつかるこのシリーズ。ランアンドガンのハイスコアゲームが予想されたが、第1戦は両チームともに緩慢なプレイが目立つ展開で試合は進んでいく。
そんな中、ベテランのミラーが大奮闘。内から外から得点を重ね、なかなか調子が上がらないナゲッツをほぼ一人で引っぱった。
そしてナゲッツが3点リードで迎えた第4Q残り20秒。ウォーリアーズのステファン・カリーがコーナーからのスリーポイントを決め、試合をふりだしに戻した。
ここでなんとしてもゲームを終わらせたいナゲッツは、絶好調のミラーに最後のプレイを託す。ミラーはその期待に見事答え、残り1.3秒で決勝点となるレイアップを決めた:
この日のミラーは、出場時間27分で16本中11本のシュートを決め、ゲームハイの28得点をマーク。試合後のインタビューで、 「これまで一度も決勝ゴールを決めたことはなかった」と語った。ミラーが13年間のNBA人生を通してウイニングショットを決めたのは、なんと今回が初だったらしい。
一方のウォーリアーズは、エースのカリー絶不調の中、最後まで食らいついたにもかかわらず、非常に口惜しい負け方を喫してしまった。さらに、チーム主力のデビッド・リーが怪我で途中退場しており、この先のシリーズにも不安が残る。
※追記 – 22日
MRI検査の結果、デビット・リーの怪我は右足の股関節屈筋損傷であることが判明。プレイオフからの離脱が決定した。報道によると、復帰のタイムテーブルは、約3ヶ月とされている。
今季のリーは、18.5ポイント、11.2リバウンドを平均。チームの大黒柱として活躍してきた。残念すぎる…。
Thumbnail:「NBA – YouTube」