ペイサーズが6連勝でイースト8位を死守、ヒートは7年ぶりにプレーオフ進出逃す
現地14日、インディアナ・ペイサーズがワシントン・ウィザーズとのダブル・オーバータイムにわたる死闘を制し、6連勝を達成。同時に、8位のペイサーズから2ゲームビハインドとなったマイアミ・ヒートのプレーオフレース脱落が確定した。ヒートがポストシーズンを逃すのは、2008年にエリック・スポールストラHCがヘッドコーチに就任して以来初となる。
第4Q中盤の9点ビハインドから巻き返し、残り時間2分で4点のリードを奪ったペイサーズだったが、そこからウィザーズに6-2のランで反撃を食らい、試合は81対81で延長戦に突入。第1OTは両チームともスコアが振るわず5分間で決着がつかなかったが、ダブルOTに入ってからようやくペイサーズがフィールドゴールを連続で沈め、長丁場のロースコアゲームに終止符を打った。
▼ジョージ・ヒル、ウィザーズ戦ハイライト
ペイサーズは、ジョージ・ヒルが24得点、10アシスト、9リバウンドをマーク。ポール・ジョージは今季最長となる18分の出場で10得点を記録し、第1OT残り22秒には試合を同点に持ち込むクラッチシュートを決めた。ジョージが復帰して以来の5試合で、チームはまだ1度も敗北していない。
この日の勝利により、ペイサーズは9位のブルックリン・ネッツに1ゲーム差をつけて、8位のポジションをキープ。ウェストと同様、イーストのプレイオフ8位シード争いの決着は、シーズン最終試合に持ち込まれることとなる。
15日の試合は、ネッツがホームでオーランド・マジックと対戦。一方のペイサーズはダブルOT明けのバック・トゥ・バック、しかもアウェイでメンフィス・グリズリーズ戦という厳しい状況だ。
ペイサーズは、次の試合で勝利、もしくはネッツが敗北すれば、5季連続のプレーオフ進出が決まる。
ボックススコア:「NBA/Stats」