スパーズがホームでジャズに敗れ今季初黒星
現地11月1日にAT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ対ユタ・ジャズの一戦は、50%の高確率でフィールドゴールを成功させたジャズが106-91で勝利。スパーズは球団史上初の開幕5連勝を惜しくも逃すこととなった。
この日の試合は、ジャズが最初のピリオドだけで8本中7本のスリーを決める好スタートを切り、第2Q序盤で最大17点のリードを獲得。そこからスパーズは、カワイ・レナードとラマーカス・オルドリッジの活躍で一気に追い上げ、後半開始直後で逆転に成功するも、完全に流れを変えることはできず、第3Q終了時点で再びジャズを追いかける形となる。
▼セカンドユニットのファインプレーも流れは変わらず
第4Qも何とか1~2ゴール差で食い下がろうとするスパーズだったが、ピリオド中盤からジョージ・ヒルに10連続得点を奪われると、クラッチタイムにはダンクの失敗やターンオーバーなどケアレスミスを連発してしまい、そのままジャズに畳み掛けられた。
▼レナード→ガソル
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
UTA | 38 | 16 | 19 | 33 | 106 |
SAS | 28 | 22 | 21 | 20 | 91 |
これで今季2勝2敗としたジャズは、ジョージ・ヒルが22得点/7アシスト、ロドニー・フッドが19得点でチームを牽引。チーム合計で31本中15本のスリーを沈め、エースのゴードン・ヘイワードが離脱中ながら、終盤の勝負所でベテランチームのスパーズを圧倒した。
▼ジョージ・ヒル
今季最初の敗北を喫したスパーズは、カワイ・レナードが7本中5本のスリーを成功させてゲームハイの30得点を記録。オルドリッジも21得点で奮闘したが、この日はセカンドユニットにいつもの勢いがなく、ベンチ得点では45-24でジャズにアウトスコアされた。
▼レナードは今季3度目の30得点超え
この日の試合では、オフシーズンにジャズへと移籍したボリス・ディアウが欠場だったのが少し残念だ。スパーズとジャズは、現地4日に再び対戦する(ソルトレイクシティー)。
ボックススコア:「NBA」