スパーズがホームで今季プレシーズン初勝利
サンアントニオ・スパーズが、今季プレシーズン初のホームゲームとなった現地18日の試合でデトロイト・ピストンズを96-92で破り、4試合目にして初白星を飾った。
試合開始から3分でピストンズに12-3のランを仕掛けられ、さっそく9点差を付けられたスパーズだが、カワイ・レナード、ラマーカス・オルドリッジ、ティム・ダンカンらフロントコートの連続得点ですぐに逆転に成功すると、前半終了時には反対に15点のリードを奪取。さらに点差を17点に広げて迎えた第4Qには、ピストンズの猛反撃により残り時間1分40秒で3点差にまで詰め寄られるも、そこから失点をゼロに抑えて何とか逃げ切った。
スパーズは、レナードが12本中7本のフィールドゴールを成功させ、28分の出場でチームハイの21得点を獲得。ミドルレンジやスリーポイントシュート、ポストアップ、ドリブルドライブからのアシストなど、さまざまな角度から成長したオフェンスゲームを披露した。
他には、マヌ・ジノビリが15得点、5アシスト、2スティールで勝利に貢献。ここ数年は衰えが懸念されてきたが、今季プレシーズンは3試合平均で11.7得点、2.7アシスト、2.3スティール、FG成功率80%と絶好調で、今のところターンオーバーはわずか2本しか出していない。これはレギュラーシーズンでの活躍にも期待が持てそう…。
この日がホームデビューとなったオルドリッジは、9得点、7リバウンドを記録。FG成功が14本中4本といまいちリズムに乗れなかったものの、普段なら決まっているようなショットが多く、動き自体はむしろこれまでで最もスパーズに溶け込めていた印象だ。
また、戦線復帰したボリス・ディアウは、2本のスリーを沈めて6得点をマーク。カイル・アンダーソンは1本もFGがなかったが、14分のプレー時間で5アシスト、3リバウンドを獲得している。
ボックススコア:「NBA」