ビッグスリーとポポビッチ不在のスパーズがウルブズに25点差勝利
サンアントニオ・スパーズが現地8日、二夜連続アウェイ戦の2試合目となったターゲットセンターでのミネソタ・ティンバーウルブズ戦に116-91で圧勝。シーズン球団ワーストのFG成功率35%を記録した7日のペイサーズ戦での敗北から見事に立ち直り、今季54勝目(10敗)を手にした。
ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、トニー・パーカー(つま先の負傷)のビッグスリーに加え、グレッグ・ポポビッチHCも不在でウルブズ戦に臨んだこの日のスパーズは、ラマーカス・オルドリッジが第1Qに12得点/4リバウンドと序盤からステップアップし、開始10分で7点リードを獲得。第2Qの途中でウルブズに1度逆転を許すも、前半ラスト4分を14-2のランで締めくくり、12点のリードを奪って試合を折り返すと、後半も一切攻撃の手を休めることなく第4Qまでに点差を25点に拡大し、早々と勝負を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
SAS | 27 | 32 | 34 | 23 | 116 |
MIN | 24 | 23 | 21 | 23 | 91 |
スパーズは、オルドリッジが29分の出場で13本中11本のフィールドゴールを成功させ、29得点、7リバウンド、4アシスト、4ブロック、0ターンオーバーとオールラウンドに大活躍。第1Qには、カール・アンソニー・タウンズの上から豪快にワンハンドダンクを叩きこむファインプレーをみせた。
他には、ダンカンに代わりにスタメンセンターとなったデイビッド・ウェストがシーズンハイの18得点、カワイ・レナードが15得点をそれぞれマーク。同じく先発出場したアンドレ・ミラーは今季自己最多の13得点、5アシストを記録している。ミラーがスターターを務めたのは、2013年12月以来初だ。
▼ミラー×シモンズ
ウルブズは、アンドリュー・ウィギンズが23得点/8リバウンド、カール・アンソニー・タウンズが19得点/9リバウンドと、この日もドラフト1位指名コンビが奮闘した。
ここからスパーズは、3月19日にかけて5試合連続のホーム戦に突入。その内の3試合はサンダー、クリッパーズ、ウォリアーズのウェスト上位チームとの対戦となる。
ボックススコア:「NBA」