サンズがメキシコでスパーズを撃破、ブッカーは2試合連続キャリアハイ得点
フェニックス・サンズが現地14日、メキシコシティで行われたサンアントニオ・スパーズとのグローバルゲームに108-105で勝利。2年目SGのデビン・ブッカーが、ゲームハイかつ自己ベストタイの39得点をあげてオフェンスを牽引した。
この日の試合は、第3Q終盤で11点差を奪取したスパーズに対し、サンズが第4Q中盤にかけて24-5のランで猛反撃を仕掛け、逆転に成功。一気に8点ビハインドに陥ったスパーズはじわじわと巻き返し、残り時間1分52秒にカワイ・レナードのコーナースリーでリードを奪い返すも、続く2ポゼッション連続でターンオーバーと痛恨のミスを犯してしまう。
一方のサンズは、ブッカーが2本のフリースローを沈めて再びリードを奪い返すと、続くポゼッションではエリック・ブレッドソーのスティールからブッカーがダンクでスコアし、残り50秒で3点差。そのままスパーズの反撃を凌いで逃げ切った。
▼ブッカーvsレナード
サンズは、ブッカーが12日のマブス戦に続いて2試合連続での39得点をマークした他、ブレッドソーが17得点、10アシストを記録。タイソン・チャンドラーが8オフェンスリバウンドを含む15リバウンドを獲得して貢献した。
スパーズは、レナードがキャリア最多の38得点、マヌ・ジノビリが16得点をマーク。レナードは3試合連続で30得点以上を記録中だが、チームはその内の2試合を落としている。
この日のグレッグ・ポポビッチHCは、序盤でサンズに連続得点を決められたことを受け、試合開始からわずか3分でスターター全員をベンチに下げてセカンドユニットを投入。ここまで早い段階での総入れ換えは久々に見た気がする。またパティ・ミルズとデジョンテ・マレーのバックアップPG2人が欠場していたため、第2Qにはレナード/シモンズ/グリーン/オルドリッジ/ガソルのポイントガードもしくはジノビリがいない珍しいラインアップも見られた。
ボックススコア:「NBA」