2013FIBAアジア選手権でイランが3度目の金メダル獲得、2位はフィリピン
10日にフィリピンの首都マニラで行われた、「第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会」の決勝戦は、イランが85対71でフィリピンを下し、2大会ぶりのアジア王者に輝いた。イランのアジア大会優勝は通算3度目となる。
2014年FIBAワールドカップの地区予選も兼ねた今大会。バスケットボールが盛んな開催国フィリピンが決勝に進んだこともあり、この日の会場には約2万人の観客が詰め寄せた。
試合序盤は双方互角の展開で、35対34のイラン1点リードで前半を終了。後半に入って間もなく、イランが主導権を握りはじめ、残り時間9分からは2桁の点差を保ったまま快勝を収めた。
イラン代表は、NBAのメンフィス・グリズリーズに所属するセンターのハメッド・ハッダディが、29得点、16リバウンドをマークする大活躍。ハッダディは今大会のMVPに選出されている。一方のフィリピンは、ガードのジェイソン・ウィリアムズが18得点の大奮闘をみせた。
今大会で、イランとフィリピン、そして3位決定戦でチャイニーズ・タイペイ(台湾)を破った韓国が、2014年のFIBAワールドカップ本戦への出場権を獲得。前大会王者の中国は5位に終わった。
日本代表の「ハヤブサ・ジャパン」は、予選を通過したものの、2次ラウンドを0勝3敗で負け越し、決勝トーナメント進出は果たせず。9~12決定戦で2勝を収め、最終順位を9位とした。
2014年FIBAワールドカップは、来年の8月30日からスペインで行われる。
ソース:「fiba.com」