デローザンとデイビスが2017-18第20週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
NBAが現地5日、2017-18シーズン第20週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表。トロント・ラプターズのデマー・デローザンとニューオリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスが、それぞれのカンファレンスで選出された。
今季4度目かつキャリア9度目の受賞を果たしたデローザンは、2月26日~3月4日に行われた4試合で20.8得点、5.8アシスト、3.0リバウンドを平均。スタッツ自体はそれほど際立っていないが、得点だけでなくプレイメイキングでも安定した活躍を見せ、ラプターズの週間4勝0敗に大貢献した。
ラプターズは3月5日の時点で45勝17敗のイースト首位となっており、このままいけば球団史上最高成績を達成できるペース(現在の球団記録は2015-16の56勝26敗)。今季がキャリア9シーズン目のデローザンは、通算得点(1万2923点)、FG成功数(4586本)、フリースロー成功数(3445本)、出場試合数(657試合)の4項目ですでに球団歴代1位となっている。
▼デローザンハイライト
今季2度目の選出となったデイビスは、先週の3試合で34.0得点(リーグ1位)、15.3リバウンド(リーグ3位)、2.7ブロック(リーグ3位)を平均して、ペリカンズを3勝0敗に牽引。26日のサンズ戦では53得点、18リバウンド、5ブロックをマークし、ボブ・マカドゥーに次いで、1973-73シーズン以降で50得点/15リバウンド/5ブロック以上を記録した2人目の選手となった。
ペリカンズの選手が1シーズンに複数回のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィークを受賞するのは、2008-09のクリス・ポール以来10年ぶり。現在ペリカンズは8連勝中で、ウェスト4位に浮上している。
▼デイビスハイライト
2017-18第20週は他に、キャブスのレブロン・ジェイムスが3試合で28.7得点、11.3アシスト、10.3リバウンドのトリプルダブルを平均。ウェスタンカンファレンスでは、ブレイザーズのデイミアン・リラードが27.0得点/7.7アシスト、ロケッツのジェイムス・ハーデンが25.7得点/7.3アシストを平均して、それぞれのチームを週間3勝0敗に導いている。
▼第20週のベストクロスオーバー
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」