76ersのエンビード 右足再手術で2015-16シーズン全休が濃厚に
どうやらジョエル・エンビードのNBAデビューはもうしばらく先になりそうだ。
フィラデルフィア・76ersは現地11日、疲労骨折で2014-15のルーキーシーズンを全休したエンビードに、再び右足の手術が必要なことを発表。来季も全休になるだろうとの見方を示した。
以下、シクサーズのサム・ヒンキーGMが発表した声明文より一部:
「骨折箇所に骨移植の施術を行うのが完治に向けた最も適切なアプローチだという結論に達した。施術は7~10日後になるとみられており、その結果としてジョエルの来季全休が予想される」
エンビードが最初に右足舟状骨の複雑骨折と診断されたのは、2014年ドラフトのわずか1週間前。それでもポテンシャルの高さを見込んで、リスク承知で全体3位指名したシクサーズだが、チームにとって最も恐れていた展開になってきた。
昨季はリハビリに専念し、今年の春にはワークアウトに参加するなど、待望のデビューが確実に近づいているように思われたが、怪我の回復が思ったよりも順調ではなかったらしい。
エンビードのデビュー延期はすごく残念なニュースだが、無理やりポジティブに考えれば、同じセンターとしてエンビードと出場時間をシェアすることになるとみられていた2015年ドラフト3位指名のジャリル・オカフォーにとって、ルーキーシーズンからより多くの経験を積むチャンスになるともいえる。
オカフォーはすでに今季サマーリーグで4試合に出場し、15.25得点、9リバウンドを平均。11日のレイカーズ戦では、14本中6本のフィールドゴールを成功させ、チームハイの19得点、11リバウンドを獲得する活躍をみせた。
参考記事:「Yahoo Sports」