ルイス・スコラがペイサーズに移籍
インディアナ・ペイサーズが27日、フェニックス・サンズとのトレードで、フォワードのルイス・スコラを獲得したと発表した。
スコラは昨季、サンズで全試合に出場し、12.8得点、6.6リバウンドを平均。ペイサーズにとって今回のトレードは、主要メンバーを手放すことなく、もともと有力なインサイド陣をさらに強化する大幅なアップグレードとなった。
サンズはスコラと引き換えに、ジェラルド・グリーン、マイルス・プラムリーの2選手とドラフト1巡目指名権を獲得している。
スコラはトレード成立後のプレスリリースで、「ペイサーズでプレーできることに、とてもわくわくしている。トップスリーに数えられるチームで、チャンピョンになれるチャンスも十分にある。素晴らしい機会だと思う」と、優勝候補の一角でプレーできる喜びを表した。昨季のペイサーズはベンチがやや頼りなかったので、控えのパワーフォワードとしてスコラにかかる期待は大きい。
▼スコラの20得点ゲームハイライト
スコラ獲得に加え、ダニー・グレンジャーの怪我が完治すれば、ペイサーズはいよいよ危険なチームとなる。さらに、ポール・ジョージやロイ・ヒバートが昨季のようなペースで成長すれば、王者ヒートを喰うことも十分にあり得る。
一方のヒートは、このオフシーズンにマイク・ミラーを放出したのみで、今のところチームの強化が一切できていない。昨年からの課題であるインサイド補強に向けてグレッグ・オデンの獲得に動いているが、スパーズやマブスなど多くのチームもオデンに関心を示しているため、一筋縄にはいきそうもない。
来季のイースタン・カンファレンスは非常に見ものだ。ペイサーズ、ヒートの他にも、デリック・ローズ完全復帰予定のブルズ、ガーネット/ピアースを加えた新生ネッツなど、有力チームが目白押し。イーストの首位争いは混戦が予想される。
Thumbnail by jeffbalke via Flickr
ソース:「sports.yahoo.com」