マブスのドワイト・パウエルがアキレス腱負傷、残りシーズン欠場の可能性も
クリスタプス・ポルジンギスが10試合の欠場から復帰し、ようやくフルメンバーで戦いに臨めると思われたダラス・マーベリックスだが、その矢先に新たな不運がチームを襲った。
マブスの先発センター、ドワイト・パウエルが、現地21日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で右足を怪我して試合を途中退場。間もなくチームにより、右アキレス腱の負傷と発表された。
けがの程度は今のところ不明で、翌日に予定されているMRI検査の結果待ち。ただ『The Athletic』の記者が関係者から得たという情報によると、アキレス腱断裂との見方が強く、残りシーズンを全休する可能性が高いという。
パウエルが負傷退場したのはクリッパーズ戦の第1Q終盤。
スロー映像で見ると、ゴムが切れたような衝撃波が右足に伝わっているのが分かる。
今季のパウエルは39試合で9.6得点、5.7リバウンド、FG成功率64%を平均。リムランナーとしてルカ・ドンチッチとの相性も抜群で、チームに欠かせない存在となっていた。
▼12月のウルブズ戦ではFG100%で24得点
もしアキレス腱断裂という最悪の検査結果になった場合、パウエルは少なくとも来季序盤あたりまで戦線離脱することになるだろう。マブスだけでなく、今夏に東京五輪出場を目指すカナダ代表チームにとっても大打撃だ。
参考記事:「NBA」