デニス・ロッドマン、再び北朝鮮へ…
歴代NBA屈指のリバウンダーとして知られる、元シカゴ・ブルズのデニス・ロッドマンが3日、友達の正恩(ジョンウン)さんとさらなる親交を深めるべく、北朝鮮・平壌に到着した。ロッドマンの訪朝は今年に入りこれで2度目となる。
ロッドマンは出発前のインタビューで、「友達の金正恩に会いに行く。バスケットボール外交ツアーだ」と語った。北の独裁者、金正恩第一書記はバスケットボール好きとして知られている。
平壌の空港に降り立ったロッドマンは、詰めかけた報道陣に対して、「元帥(ジョンウン)の友人としてやってきた」とコメント。現在、北朝鮮で拘束されている米国人男性の件については、「釈放を交渉する予定はない」と述べた。
ロッドマンは今年の2月にも、「ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)」のメンバーや、メディア・カンパニー「VICE」のスタッフを引き連れて北朝鮮を訪問している。その際は2週間ほど現地を遊歴した他、キム第一書記とバスケットボールの試合を観戦などして、個人的な親睦を深めたそうだ。
報道によると、今回は5日間の滞在を予定しているという。出発前には、「北朝鮮でバスケットボールのリーグを作りたい」とも語っている。
ソース:「BBC」