タイ・ローソンに2試合の出場停止処分、ロケッツがトレード検討中との噂も
NBAが現地18日、飲酒運転をしたとして起訴されているヒューストン・ロケッツのタイ・ローソンに対して、2試合の出場停止処分を課した。
今年1月に酒気帯び運転の罪でコロラド州の警察に逮捕されたローソン。11月に行われた裁判でローソンが罪を認めたことを受け、NBAは今回の処分を与える決定を下した。出場停止は、現地19日のロサンゼルス・クリッパーズ戦と21日のシャーロット・ホーネッツ戦の2試合で適用される。
今年のオフシーズンにナゲッツからロケッツへとトレード移籍したローソンは、ジェイムス・ハーデンがメインボールハンドラーを務めるチームのオフェンスシステムで、オフボールの役割になかなか上手く馴染めておらず、今季26試合で5.9得点、4.2アシスト、FG成功率32.9%を平均。昨季の数字(15.2得点、9.6アシスト、FG43.6%)と比べて大きく下落した。
シーズン最初の11試合はスタメンだったが、それ以降はベンチ出場でプレー時間が少なくなり、ここ7試合では合計わずか11得点に終わっている。オールスターぎりぎりのレベルで大活躍していた選手が、1シーズンでこれほどパフォーマンスが落ちてしまうケースは非常に珍しい。Yahoo Sportsがリーグの情報筋から得たという情報によると、ロケッツは早くもローソンのトレードを検討しているという。
またローソンは、今年の7月にもロサンゼルスで酒気帯び運転の疑いで逮捕されており、その件でも今後リーグから処分を課される可能性がある。
参考記事:「Yahoo Sports」