ウィザーズ、ネッツからボグダノビッチを獲得
今シーズンもトレードデッドラインがすぐそこに迫る中、コンテンダーチームがプレーオフに向けたロスター強化に動いている。
現地21日には、ヒューストン・ロケッツがマジック・ジョンソンをバスケットボール運営部門代表に迎えた新体制のロサンゼルス・レイカーズとの間でトレードを成立させ、コーリー・ブリュワーとドラフト1巡目指名権を放出する代わりに、今季シックスマン賞候補のルー・ウィリアムズを獲得。
翌22日には、現在イースト3位のワシントン・ウィザーズがアンドリュー・ニコルソン、マーカス・ソーントン、2017年ドラフト1巡目指名権を放出して、ブルックリン・ネッツからボーヤン・ボグダノビッチとクリス・マッカラーを手に入れた。
今回のトレードは、両チームにとってウィン・ウィンな形になったと言える。ウィザーズは、シューターのボグダノビッチ獲得で、今季リーグワースト2位のベンチ得点力(平均23.4点)を強化できたと同時に、ニコルソンのサラリーダンプにも成功。一方で、一からの再建を目指すネッツは、これで2017年ドラフト1巡目で2枠を確保したことになる(もう一つの指名権はセルティックスとのスワップ)。
今季のボグダノビッチは55試合でキャリアベストの14.2得点を平均。ESPNによると、ネッツがウィザーズから獲得する1巡目指名権はロッタリープロテクト(トップ14位以内保護)だという。
▼ボグダノビッチ、キャリアハイ44得点
参考記事:「Yahoo Sports」