【LAC vs. GS第4戦】ウォリアーズ快勝でシリーズタイに、クリッパーズはオーナーに無言の抗議
ドナルド・スターリンの大スキャンダルを受け迎えた27日のクリッパーズ対ウォリアーズのシリーズ第4戦は、ステファン・カリーがプレイオフ自己最多となる7本のスリーポイントを沈め、ウォリアーズが118対97で圧勝。シリーズを2勝2敗のタイに戻した。
クリッパーズはこの日、チームロゴが見えないようTシャツを裏返しに着た姿で試合前のウォームアップに参加。ジャージの上着を脱ぎ捨てコート中央に置き去りにし、全員が黒のリスト/アームバンド、もしくは黒の靴下を身につけルーティンを行った。クリッパーズオーナーの人種差別発言に対する静かな抗議だ。
▼乱雑に脱ぎ捨てられたクリッパーズのジャージ
The Clippers took off their shooting shirts and dumped them at center court. pic.twitter.com/Nod5QWsWJy
— Arash Markazi (@ArashMarkazi) 2014, 4月 27
▼ロゴを隠すためにTシャツ裏返し
CP3: “We’re going to be one. Everything we do, we do it together.” pic.twitter.com/aQC4kcNEMZ
— Arash Markazi (@ArashMarkazi) 2014, 4月 27
「僕らは一つになる。何事も共に行っていく」
– クリス・ポール
試合は、ステファン・カリーが第1Qだけで5本のスリーを決め、開始から11分でウォリアーズが20点リード。そのまま試合の大部分で二桁台の点差をキープし続け、ホームで余裕の勝利を収めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
LAC | 24 | 24 | 23 | 26 | 97 |
GS | 39 | 27 | 23 | 29 | 118 |
▼ステファン・カリーの第4戦ハイライト
▼カリーがスリーを決めたときのカリー母のリアクション
カリーはゲームハイの33得点と7アシスト、7リバウンドを記録。合計で14本中7本のスリーポイントを沈めた。
第5戦は29日にロサンゼルスで行われる予定だ。ESPNによると、クリッパーズは28日のチーム練習をキャンセルしたらしい。
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