トニー・アレン、クリス・ポールへの顔面キックで退場
不意のアクシデントか?はたまた故意のダーティープレイか?18日にロサンゼルスで行われたクリッパーズ対グリズリーズの試合で、トニー・アレンがクリス・ポールの顔に飛び蹴りをお見舞いした。
第1Q残り2分、25対13でグリズリーズが12点リードという場面。クリス・ポールはサークルのトップでディフェンダーをスプリットし、ゴールに向けてドライブした。ヘッドフェイクで真ん中にいたアレンをジャンプさせたまでは良かったが、アレンが空中で手足を大きく広げたため、アレンの左足のすね部分がポールの顔面を直撃する。
別のアングルから、スローモーションで:
…。パスを弾くのが狙いで顔を蹴るつもりなど毛頭なかったかもしれないが、あれほどまでに高く足を上げる必要は全くない。このプレーで、アレンにはフレグラント・ファウル(タイプ2)が与えられ、即座に退場処分となった。
近年のNBAは、故意かどうかにかかわらず、首から上へのファウルに対してとても厳しい処置をとる。もしアレンの脚がポールの肩に当たったくらいであれば、退場にはならなかったかもしれない。
試合後、アレンはポールに対してツイッターで謝罪メッセージを送っている:
何はともあれ、偶発的に蹴ってしまったことをCP3にお詫びします…
-トニー・アレン
この日の試合は、グリズリーズが106対102でクリッパーズに勝利した。
ちなみにNBAの飛び蹴りといえば、元スパーズのガード、ブルース・ボウエンの右に出る者はいない。
この映像だけはいつみても笑ってしまう…。
Video:「YouTube」