NBA30チームのベストプレイ2016-17: イースタンカンファレンス
トップチームとボトムチームとの間で格差がどんどんと広がっているNBAだが、ハイライトプレイはどのチームも平等に凄い。以下、2016-17シーズンのイースタンカンファレンスより各チームの印象に残ったプレイ。
アトランタ・ホークス
4月9日キャブス戦、ポール・ミルサップの同点ブザービーター:
この日のホークスは、第3Q終了時で26点ビハインドという絶望的な状況から猛反撃を仕掛け、第4Qに44点をスコア。ミルサップのブザービーターで延長戦に持ち込むと、OTを15-14で上回り、奇跡の大逆転を果たした。
ボストン・セルティックス
5月21日ECF第3戦、エイブリー・ブラッドリーの決勝スリー:
ホームでの2連続惨敗からエースのアイザイア・トーマスが負傷離脱と、最悪の状態で敵地でのカンファレンスファイナル第3戦に臨んだセルティックス。第3Q中盤で21点ビハインドに追い込まれながらも、そこからブラッドリーやマーカス・スマートらがステップアップして試合をひっくり返し、キャブスに今季プレーオフ初黒星を与えた。
ブルックリン・ネッツ
3月23日ピストンズ戦、ブルック・ロペスのブザービーター:
このショットにより、ネッツはシーズン初の2連勝を達成した。
シャーロット・ホーネッツ
3月17日マジック戦、マービン・ウィリアムズのダンク:
ファーストブレイクからビスマック・ビヨンボを豪快にポスタライズしてカウント・ワンスロー。
シカゴ・ブルズ
12月28日ネッツ戦、ジミー・バトラーのブザービーター:
この日のバトラーは40得点、10リバウンドのダブルダブルを記録している。
クリーブランド・キャバリアーズ
2月6日ウィザーズ戦、レブロン・ジェイムスの同点スリー:
残り時間3.4秒でキャブスの3点ビハインド。タイムアウトが残されていない状況で、ケビン・ラブのフルコートパスからレブロン・ジェイムスがターンアラウンド・スリーをバンクショットで沈めて同点。オーバータイムではレブロンが6ファウルの退場となるも、カイリー・アービングがオフェンスをテイクオーバーして勝利を決めた。
デトロイト・ピストンズ
1月21日ウィザーズ戦、マーカス・モリスのブザービーター:
残り0.3秒のギリギリで逆転のティップインに成功。
インディアナ・ペイサーズ
1月16日ペリカンズ戦、サデウス・ヤングのポスタライズダンク:
ポケットパスからフェイクを入れ、ドライブで強烈な一撃。
マイアミ・ヒート
1月23日ウォリアーズ戦、ディオン・ウェイターズの決勝スリー:
第4Q残り0.6秒に決勝弾のスリーポイントショットでヒートを大金星に導き、ウォリアーズの連勝を7で止めた。
ミルウォーキー・バックス
1月4日ニックス戦、ヤニス・アデトクンボのブザービーター:
ポストアップでじっくりと攻め入り、終了のブザーと同時にエルボーからステップバック・ジャンパーを沈める。
ニューヨーク・ニックス
1月29日ホークス戦、コートニー・リーの第2OTロングスリー:
カーメロ・アンソニーやクリスタプス・ポルジンギス、ドワイト・ハワードをはじめ、両チームの合計で5選手が6ファウルの退場となった1月末のニックス対ホークス戦。試合は2015年12月以来初となる第4オーバータイムに及んだ末、ホームチームのホークスが勝利を手にした。
オーランド・マジック
4月6日ネッツ戦、アーロン・ゴードンのアリウープ:
スティールからのファーストブレイクでエルフリッド・ペイトンのバックボードパスを受け、シューズを失いながらもアリウープに成功。
フィラデルフィア・76ers
1月11日ニックス戦、TJ・マコーネルのブザービーター:
終了のブザーと同時にベースラインのターンアラウンド・ジャンプショットで逆転ブザービーター!
トロント・ラプターズ
2月27日ニックス戦、デマー・デローザンの逆転決勝ジャンパー:
ワシントン・ウィザーズ
5月12日ECセミファイナル第6戦、ジョン・ウォールの逆転決勝スリー:
ウィザーズの2勝3敗で迎えたカンファレンス・セミファイナル第6戦。第4Q残り7秒で2点ビハインドと、外せばシーズン終了の正念場でウォールがステップアップし、シリーズを第7戦に持ち込んだ。
各チームでもっとベストにふさわしいプレイがあれば教えて下さい。
Image by Keith Allison
参考:「Reddit」