ブレイク・グリフィンがついに試合復帰、最初のフィールドゴールはアリウープ
大腿部の負傷と右手の骨折、さらに不祥事による4試合の出場停止処分で12月末から戦線離脱していたロサンゼルス・クリッパーズのブレイク・グリフィンが、現地3日にステイプルズ・センターで行われたワシントン・ウィザーズとの試合で3ヵ月ぶりに実戦復帰。第1Q中盤には、さっそくクリス・ポールのパスからアリウープダンクを決めるグリフィンらしいプレーで復帰後最初の得点を飾り、本拠地のファンを沸かせた。
「リズムがすごく悪かった。コンディションは予想していたよりも少し良かったよ。決して素晴らしいとは言えないけどね。チームメイトと一緒にフロアに立てるだけで幸せだ」
– ブレイク・グリフィン
この日のグリフィンは24分の出場でFG7本中2本成功の6得点をマーク。40試合以上のブランク明けで、まだまだ本調子には遠いが、動き自体はそれほど悪くなく、ポストアップからカッターへのパスやペリメーターでのドリブル・ハンドオフ/ボールスクリーンなど得意のプレーメイキングで貢献し、4アシスト、5リバウンドを記録している。クリス・ポールは試合後、「ブレイクがいると無限の可能性が生まれる」とグリフィンの復帰を大歓迎した。
試合は、第1Qを33-23で上回ったクリッパーズが、そのまま最後までリードを維持。第4Q終盤にウィザーズの4連続スリーにより、残り時間40秒で3点差にまで詰め寄られたが、その直後にCP3がロングレンジを沈めると、続くポゼッションでジョン・ウォールのパスミスをスティールし、114-109での勝利を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
WSH | 23 | 26 | 24 | 36 | 109 |
LAC | 33 | 27 | 24 | 30 | 114 |
▼CP3、ウィザーズ戦ダブルダブル
クリッパーズは、クリス・ポールがゲームハイの27得点/12アシスト、ジャマール・クロフォードが19得点/6アシストをそれぞれ記録してチームを牽引。他には、J.J.レディックが18得点、デアンドレ・ジョーダンが12得点/12リバウンドのダブルダブルを獲得している。
37勝40敗でイースト8位のピストンズから4ゲーム差に落ち、プレーオフ進出が極めて難しくなったウィザーズは、マーチン・ゴータットがチームハイの21得点、ウォールが15得点/13アシストを記録した。
ボックススコア:「NBA」