クリス・ポール、体を張ってハック戦術を阻止
やはりロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ポールは、スマートさと咄嗟の判断力に長けている。現地10日に行われたボストン・セルティックス戦では、オーバータイムの正念場に機転の利いたプレーで相手のハック戦術を見事に潰した。
クリッパーズの1点リードで迎えた延長戦残り2分18秒、セルティックスのヨナス・イェレブコが故意にファウルするためデアンドレ・ジョーダンに駆け寄ろうとしたところ、ドリブル中だったCP3が絶妙なタイミングで間に飛び出し、ディフェンシブファウルをドロー。ハック・ア・ジョーダンを阻止すると同時に、フリースロー2本を稼ぎ出した。
このプレーにより、クリス・ポールが2本中1本のフリースローを成功させ、2点ビハインドに陥ったセルティックスだったが、そこからガードのエバン・ターナーがステップアップして7連続得点を獲得。ラスト2分を9-2のランでクローズすると、最終的に139-134でOTに及ぶ大接戦を制した。
セルティックスはアイザイア・トーマスがゲームハイの36得点/11アシスト、対するクリッパーズはCP3が35得点/13アシストをマーク。今季オールスターのポイントガード同士がそれぞれハイレベルなパフォーマンスを披露した。
▼トーマス vs. ポール
ボックススコア:「NBA」