カリーがPOR戦の第3Qに大爆発、ウォリアーズは3連勝
ステファン・カリーの第3Qテイクオーバーが、今季もついに飛び出した。
現地1日にモーダ・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦。前半のスターター3P成功数が12本中わずか1本と、シューティングに苦戦しながらも何とかリード確保に成功したウォリアーズは、第3Qに入ってからカリーが一気に大爆発する。
後半開始間もなくに連続でロングレンジを沈めてリズムを掴むと、オフボールでも積極的に走り回り、カットからのレイアップでもスコア。第3Qの12分間で、5本のスリーを含む12本中8本のフィールドゴールを決めて23得点をあげ、たった1人でブレイザーズのピリオド得点を上回る大活躍をみせた。
第3Qのランで点差を27点に広げたウォリアーズは、第4Qもそのまま最後まで大量リードを維持。スーパーチーム結成からシーズン4試合目にして、ようやくウォリアーズらしいブローアウト勝ちを手にした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 34 | 25 | 41 | 27 | 127 |
POR | 25 | 28 | 20 | 31 | 104 |
今季3勝1敗となったウォリアーズは、カリーが28得点、ケビン・デュラントが20得点をそれぞれマーク。さらにイアン・クラークがFG8本中8本のパーフェクトシューティングでキャリアハイの22得点を獲得し、勝利に大貢献している。
一方で、クレイ・トンプソンは14得点をあげたものの、スリー7本すべてに失敗と、スランプから抜け出せていない。スティーブ・カーHCもそのことを気にかけたのか、すでに勝敗の決した第4Qのガベージタイムでも、残り時間4分になるまでトンプソンをフロアに残した。
敗れたブレイザーズは、デイミアン・リラードがゲームハイの31得点を記録。またこの日が公式戦デビューとなったルーキーのジェイク・レイマンは、第4Qにアウトサイドショットを沈めまくり、8分の出場で17得点をマークしている。
▼レイマンデビュー
ウォリアーズは、2日後の現地11月3日にウェストブルック率いるオクラホマシティー・サンダーとホームで対戦する。
ボックススコア:「NBA」