TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
バックス ラプターズ 第1戦
2019 5 17

ロペスのプレイオフ自己最多得点でバックスがECファイナル第1戦に勝利

ブルック・ロペス 0

“スプラッシュ・マウンテン”が終盤に大噴火だ。

NBAでは現地15日、2019イースタンカンファレンス・ファイナルが開幕し、1位シードのミルウォーキー・バックスと2位シードのトロント・ラプターズがファイサーブ・フォーラムでシリーズ第1戦を対戦。ホームチームのバックスが最終ピリオドを32-17でアウトスコアして逆転し、108-100でシリーズ先勝をあげた。

1週間の休息を経てラプターズとのイーストファイナル第1戦に臨んだバックスは、センターのブルック・ロペスが35分の出場でプレイオフキャリアハイとなる29得点をマーク。セルティックスとの第2ラウンドシリーズではロングレンジショットが不振だったロペスだが、この日はスリー11本中4本成功と復調し、第4Qには3本のスリーを沈めて試合の流れを大きく変えた。

第3Q終了時点で7点ビハインドを背負っていたバックスは、カワイ・レナードがベンチに下がった第4Q最初の2分間で8-0のランを展開して一気に逆転。そこからカイル・ラウリーの活躍で再びラプターズにリードを奪われるも、2点差で迎えた残り時間3分30秒から10-0で試合をクローズアウトして勝利を手にした。

第1戦でのロペスはディフェンスでも大活躍。リムプロテクターとしてジョエル・エンビード並みの存在感を発揮し、4ブロックを叩き出した。ロペスの影響で、この日のラプターズはペイントエリア内での得点がFG33本中わずか13本成功の26点に終わっている。

なおBasketball Referenceのデータベースによると、プレイオフの試合で20得点/10リバウンド/4ブロック/スリー4本以上を記録した選手は、2004年のダーク・ノビツキー、2010年のコービー・ブライアント、2017年のケビン・デュラントに次いで、ブルック・ロペスが史上4人目となる。

バックスはロペスの他、ヤニス・アデトクンボが24得点/14リバウンド、マルコム・ブログドンが15得点で勝利に貢献。オールスターのクリス・ミドルトンはFG12本中4本の11得点とシューティングに苦戦したが、ディフェンス面ではラプターズのピック&ロールに対してスクリーンをくぐり抜けるのが非常に上手く、チーム一丸となってカワイ・レナード相手に見事な守備を見せた。

試合の大部分で主導権を握りながらも最終ピリオドに競り負けたラプターズは、カイル・ラウリーがスリー9本中7本成功から30得点、レナードがゲームハイの31得点で奮闘。前半はロングレンジが絶好調だったものの、後半からはラウリー以外の選手がまったくスリーを決められなくなり、勝てる試合を落としてしまった。

この日のラプターズは第7戦に及んだカンファレンスセミファイナルからの疲れがまだ抜けきっていなかったのか、終盤はスタミナ切れを起こしていたように見える。3対1の状況でオフェンスリバウンドを奪われるポゼッションが何度かあった他、特に印象的だったのは、残り2分の正念場でダニー・グリーンがオンボールでスティールされた時に、誰も守備に走らなかったところだ。

アデトクンボを封じ込めることに重点を置いた第1戦でのラプターズの守備は上出来だったと思う。問題はオフェンス。

第2戦に臨むにあたり改善すべき点は、まずパスカル・シアカムにもっとミスマッチを攻めさせること(ニコラ・ミロティッチやアーサン・イリヤソバとマッチアップした際)。それからロペスを外に引きずり出すために、マルク・ガソルがもっと積極的にロングレンジを打ち、なおかつ沈める必要がある。そうすればレナードがピック&ロールやポストアップから突破口を切り開きやすくなるはずだ。

バックスとラプターズのシリーズ第2戦は、現地17日に再びファイサーブ・フォーラムで行われる。

ボックススコア:「NBA」

カリーがスリー9本成功で爆発、ウォリアーズがWC決勝初戦に圧勝 ウォリアーズが17点差から大逆転でシリーズ2連勝

Related Posts

バックス ホークス 第5戦

ブログ

バックスが47年ぶりのファイナル進出に王手、ロペスはネッツ時代を彷彿させるパフォーマンス

ブルック・ロペス リアクション

ブログ

【ハイライト】ポスタライズされた後にお茶目なリアクションを見せるブルック・ロペス

2020 dpoy 予想

column, ブログ

2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

ロペス ロペス

ブログ

ロペスのアシストからロペスがスリー

特集

  • 2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2020年7月5日
  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    2017年9月10日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • 2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2021年9月1日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
    バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
  • デイミアン・リラードがブレイザーズと2027年まで続く延長契約を締結
    デイミアン・リラードがブレイザーズと2027年まで続く延長契約を締結
  • 【ミニドキュメンタリー】半年のトレーニングで人生初ダンクを決めた170cmのバスケ少年
    【ミニドキュメンタリー】半年のトレーニングで人生初ダンクを決めた170cmのバスケ少年
  • シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
    シャックが巨大すぎて周囲が小さく見えてしまう写真14枚
  • NBAスターのかわいらしい子供時代の写真18枚
    NBAスターのかわいらしい子供時代の写真18枚
  • ウルブズが新チームロゴをお披露目
    ウルブズが新チームロゴをお披露目
  • きっと誰かに言いたくなる、NBAの逸話的雑学エピソード4つ
    きっと誰かに言いたくなる、NBAの逸話的雑学エピソード4つ
  • 【ハイライト】ジョーダンがNBAプレイオフの最多得点記録を樹立、1986年4月20日
    【ハイライト】ジョーダンがNBAプレイオフの最多得点記録を樹立、1986年4月20日

ランダム

  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2018-19 第20週シモンズとミッチェルが2018-19第20週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • モラント 47得点モラントがプレイオフ球団最多タイの47得点、グリズリーズが第2戦勝利でシリーズイーブンに
  • スウィープ回避エース負傷退場のバックス、OTでヒートを破りスウィープ回避
  • 2015-16GMアンケート調査NBA2015-16GMアンケート調査:MVP大本命はレブロン・ジェイムス
  • ジミー・バトラー トレード要求ジミー・バトラーがトレードを要求

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes