ドレイモンド・グリーンが今季初のTD、クラッチタイムには勝負を決める好守備
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、現地13日に行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦で、再びクラッチタイムに見事なディフェンスをみせ、チームに勝利をもたらした。
ウォリアーズの2点リードで迎えた第4Q残り13秒、フリースローミスからオフェンスリバウンドを確保したペリカンズは、左サイドにボールをスイングさせ、この日FG13本中10本と好調だったエースのアンソニー・デイビスにパス。ブロックエリアでのアイソレーションから同点のフィールドゴールを狙うが、マッチアップしたグリーンはデイビスがピボットする瞬間に絶妙なタイミングでボールを叩き落とし、勝敗を決めるスティールを獲得する。
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デイビスは両手を上げながら激しい剣幕で審判にファウルを訴えたが、笛は鳴らず。デイビスにはテクニカルファウルがコールされた。
こういった状況では、リーチイン・ファウルを恐れて受け身な守りになりがちだが、そこをアグレッシブに攻めて、サイズで大きく勝るデイビスを1on1で止められるのはさすが。グリーンは対戦相手の動きを本当によく研究している。
「ADはブロックエリアから攻める時、85%の確率で左にくる。だから彼がブロックでいつもやるように体を開いた瞬間、ボールをスワイプしたんだ」
– ドレイモンド・グリーン
▼デュラントもクラッチタイムに見事な守備
この日の試合は、ハーフタイムで7点ビハインドだったウォリアーズが、後半に入ってから一気に点差を詰め、第3Q序盤で逆転に成功。その後はリードチェンジを繰り返す大接戦となったが、ウォリアーズはクラッチタイムにデイビスへのダブルチームやシューターへのクローズアウトを徹底しながら、同点で迎えた第4Q残り4分30秒からペリカンズのフィールドゴール成功を0本に抑える好守備を展開し、勝利を勝ち取った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 29 | 29 | 37 | 18 | 113 |
NOP | 35 | 30 | 29 | 15 | 109 |
ウォリアーズは、ドレイモンド・グリーンが12得点、12リバウンド、10アシスト、4スティールで今季初のトリプルダブルを獲得。他には、ステファン・カリーがゲームハイの30得点、ケビン・デュラントが27得点をあげた。敗れたペリカンズは、デイビスが28得点/FG成功率71.4%を記録している。
▼カリーVSデイビス
ボックススコア:「NBA」