ジミー・バトラーが後半40得点でブルズの球団記録を更新
シカゴ・ブルズのジミー・バトラーが、現地3日に行われたトロント・ラプターズ戦でゲームハイの42得点を獲得。その内40得点を後半の24分間だけで記録して、ブルズをクラッチタイムでの逆転勝利へと導いた。
前半2得点に終わったバトラーは、後半開始から試合終了ブザーまでの2クォーターをフル出場し、2本のスリーを含む20本中14本のフィールドゴールに成功。ドライブやポストアップ、プルアップジャンプショットなど、あらゆる角度から得点を重ね、第3Qで最大15点ビハインドに陥ったチームを牽引すると、残り時間30秒には第2Q中盤以降で初めてブルズにリードをもたらす逆転スリーを沈めた。
▼バトラー、後半ショットチャート
これによりバトラーは、1ハーフにおける得点で1988年にマイケル・ジョーダンが記録した後半39得点を上回り、新たな球団最多記録を樹立した。
ESPNによると、1997年以降の試合で後半に40点以上をスコアしたケースは、今回のバトラーを含めて6回目。コービー・ブライアントは2006年1月だけで2度この記録を達成している。
▼3Q+4Qの最多得点記録(1997~2016)
プレーヤー | 得点 | ゲーム |
コービー・ブライアント | 55 | ラプターズ戦 (2006/1/22) |
ブランドン・ジェニングス | 45 | ウォリアーズ戦 (2009/11/14) |
マイケル・レッド | 42 | ジャズ戦 (2006/11/11) |
デロン・ウィリアムス | 40 | ボブキャッツ戦 (2012/3/4) |
コービー・ブライアント | 40 | クリッパーズ戦 (2006/1/7) |
ジミー・バトラー | 40 | ラプターズ戦 (2016/1/3) |
ブルズは他に、パウ・ガソルが19得点、13リバウンド、6アシストで今季17回目のダブルダブルをマーク。敗れたラプターズはデマー・デローザンがチームハイの24得点、カイル・ラウリーが22得点/10アシストを獲得した。
ボックススコア:「NBA」