カイリー・アービングが残り時間22秒に逆転決勝スリー
2日前に行われたブルックリン・ネッツの開幕戦では、50得点を獲得する最高のパフォーマンスを見せながらも、勝敗がかかったラストショットに失敗したカイリー・アービング。
シーズン2試合目でも似たような状況でボールを託されたが、今度はきっちりとゲームウイナーを成功させ、チームに勝利をもたらした。
現地25日にバークレイズ・センターで行われたニューヨーク・ニックスとの同都市対決は、ニックスが第4Q中盤の10点ビハインドから攻勢に転じ、残り時間1分で3点リードを奪う。
土俵際に立たされたネッツは、アービングが残り59秒に右ウィングでのアイソレーションからロングツーを決めて1点差に詰め寄り、続くニックスの攻撃ではゴールを死守。逆転のチャンスを手にすると、アービングは再び右ウィングでのアイソを展開し、残り22秒に新人のRJ・バレットの上から決勝弾となるステップバック・スリーを沈めた。
試合後のバークレイズ・センターでMVPコールが鳴り響く中、ヒーローインタビューを受けたアービングは決勝スリーについて「得意なスポットに移動して、ちゃんと肘をゴールに向けることを意識した。勝利できて本当にうれしいよ」と満面の笑顔で語った。
この日のアービングは31分の出場でゲームハイの26得点をマーク。ネッツは他に、スペンサー・ディンウィディーがベンチから20得点、5アシストで勝利に貢献している。
一方で開幕2連敗となったニックスは、アロンゾ・トリアーがチーム最多の20得点を記録。ルーキーのバレットは16得点、6スティールで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」