ノールックで股抜きパス、レブロンが神業アシストを披露
トランジションでウィングにいるシューターへのパスフェイクを入れながら、ノールックでディフェンダーの股の間を通してゴール下のチームメイトにアシスト。一体何をどうすればこんな無茶苦茶なパスを成功させられるようになるのか?
もしかするとアンドリュー・ウィギンスの股の下を通ったのは偶然かもしれないが、パサーがレブロン・ジェイムスなだけに、狙ってやったと言われれば納得できる。
現地14日にターゲットセンターで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの試合は、終盤の接戦を制したキャブスが116-108で勝利。レブロンが25得点/14アシスト/8リバウンド、カイリー・アービングが25得点を獲得してチームを引っ張った。
ウルブズは、ウィギンスがキャリア最多2位となる41得点で大奮闘。カール・アンソニー・タウンズが26得点、リッキー・ルビオが16アシストをマークしている。
なおキャブスは同日、ケビン・ラブが膝の手術で最大6週間離脱することを発表。ポストシーズンには十分間に合いそうだが、再び本調子に戻るまでには少し時間がかかるだろう。
またキャブスにとっては、シーズンを通して、J.R.スミスを含めた先発ラインアップがあまりフロアを共有できなかったのも、プレーオフでのチームパフォーマンスに影響するかもしれない。さらに人員不足により、レギュラーシーズンの時点でレブロンの負担が大きくなりすぎているのも不安要素の一つだ(今季は平均出場時間がリーグ1位の37.6分)。
仮にラブやスミスの状態が100%でないとしても、キャブスがイースト大本命なことに変わりはなさそうだが、ラプターズはサージ・イバカ獲得で戦力補強に成功し、セルティックスとウィザーズも好調を維持している。今季カンファレンスシリーズでは、これまで以上に苦戦を強いられることになるかもしれない。
ボックススコア:「NBA」