マジック、ブザービーターダンクでサンダーに逆転勝利
7日のサンダー対マジック戦で、日食並みに稀な「ブザービーターダンク」が起こった。
ブザービーターダンクとはその名の通り、試合終了のブザーと同時に決勝ゴールとなるダンクを叩き込む行為。0.1秒でもタイミングが遅れると勝利を台無しにしてしまう度胸のいるプレーだ。
試合は残り時間10秒でマジック1点ビハインド、サンダーの攻撃という場面。ショットクロックをギリギリまで使ったケビン・デュラントのシュートは外れ、残り3秒でマジックのビクター・オラディポがリバウンドを確保。そのままファーストブレイクを展開し、前を走っていたモーリス・ハークレスにパスを通した…
残り1.5秒という状況でエクストラパスを出したハークレスの判断力がすばらしい!!ナイスアシストを受けたトバイアス・ハリスは、ブザーと同時にダンクを叩き込んだ。
このプレーが決勝ゴールとなり、マジックは103対102でサンダーに逆転勝利。ホームでの連勝記録を2年ぶりに4まで伸ばした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
OKC | 36 | 29 | 23 | 14 | 102 |
ORL | 23 | 28 | 29 | 23 | 103 |
マジックは、決勝ゴールを決めたハリスが18得点、5リバウンドを記録。ルーキーのオラディポはフィールドゴール7本中5本を成功させ、14得点をマークした。
一方のサンダーは、デュラントがゲームハイの29得点、12アシストを獲得。前半終了時点で14点差をつける圧勝ムードだったが、後半に入るとオフェンスが冷え込み、マジックのカムバックを許す形となった。
Video:「YouTube」