渾身の張り付きディフェンスでノビツキーをガードするマシュー・デルラベドバ
エルボーポジションでダーク・ノビツキーを効果的にガードするのは極めて難しい。だがキャブスのポイントガード、マシュー・デルラベドバは致命的なミスマッチをもろともせず、全身全霊の粘着ディフェンスでノビツキーにシュートを外させた。
第3Qマブス最後のポゼッションで、スクリーンからのスイッチによりリーグ屈指のビッグマンをガードすることとなった193cmのデルラベドバ。2人の身長差は実に20cmもある。
ゼロスペースで張り付き…。理想的なディフェンスとは言えないが、身長差が大きすぎてこれ以上他に有効な手段はない。実際にバランスの悪いシュートを打たせ、バスケットを守ることに成功したので結果オーライだ。プレシーズンゲームでこれだけやる気を見せるその姿に、とても好感が持てる。
ダークもまた状況が違えば、無理なシュートを打たずに、ジャズステップでスペースを作るか、もしくはドライブを仕掛けていただろう。
たった1ポゼッションとはいえ、デルラベドバはダーク・ノビツキーを止められたことに誇りを感じたのだろう。試合後、自身のFacebookページにマッチアップの写真をアップロードしていた。
「歴代屈指のスコアラー/選手と対峙する場合は、相手にって可能な限り困難なものにしなくてはならない。あとはシュートが外れることを祈る」
– マシュー・デルラベドバ
Video:「YouTube」