【ハイライト】目をつぶったままフリースローを決めるマイケル・ジョーダン、1991年
以下は、1991年11月にデンバーで行われたナゲッツ対ブルズ戦、後にマイケル・ジョーダンが2連覇を達成する1991-92シーズンからの伝説のワンシーン。
ブルズの6点リードで迎えた第4Q残り3.5秒、フリースローラインに立ったジョーダンは、当時ルーキーだったディケンベ・ムトンボに向けて、「おいムトンボ。見てろよ、お前のためだ」と笑顔でトラッシュトーク。そしてショットを放つ直前に両目を閉じると、そのままフリースローを成功させる。
いくら勝利がほぼ確定した状況とは言え、普通ならどれほどの自信家でも公式戦で目をつぶったままフリースローを打ってみようとは考えないだろう。外してしまったら最高にカッコ悪い。
こういったあり得ないプレイをサラッと決めてくるあたり、やはりジョーダンは唯一無二のカリスマアスリートなんだと思う。
なお同試合でのジョーダンは37得点を獲得。対するムトンボは22得点、9リバウンド、2ブロックと、デビュー11試合目の新人選手ながら大奮闘した。
ボックススコア:「Basketball Reference」