キングスのネマニャ・ビエリツァが逆転ブザービーター!
ネマニャ・ビエリツァの快進撃が続く。
前日のダラス・マーベリックス戦でキャリアハイ30得点を記録したばかりのビエリツァは、翌日の現地9日に行われたヒューストン・ロケッツ戦でも17得点と手堅く活躍。しかも最後の3得点は、終了のブザーと同時にキングスに勝利をもたらす逆転決勝スリーだった。
第4Q終盤にクラッチショットの応酬でリードチェンジを繰り返す激闘となったこの日の試合は、ロケッツが3点ビハインドで迎えた残り1分7秒から2本連続スリーを沈めて逆転。対するキングスは残り8秒にバディ・ヒールドのスリーで同点に持ち込むも、その直後にラッセル・ウェストブルックがレイアップを決めて、残り時間1秒で再びロケッツが2点リードを奪う。
ウェストブルックのレイアップで決着かと思われたが、キングスのルーク・ウォルトンHCはタイムアウト後のファイナルポゼッションでベンチからビエリツァを投入。ビエリツァは見事ヘッドコーチの期待に応え、残り1秒のインバウンドパスからブザービーターの逆転スリーを沈めた。
ウォルトンHCが最後のポゼッションでどんなプレイを指示していたのかは分からないが、ロケッツ守備のローテーションミスを瞬時に見抜いてビエリツァにインバウンドパスを出したコーリー・ジョセフの判断力も見事だった。
「コーリー(ジョセフ)が素晴らしいパスを出してくれた。僕はオープンになり、このレンジなら決められると思ったのでディープショットを放った」
– ネマニャ・ビエリツァ
キングス(10勝13敗)はビエリツァの他に、ヒールドがチームハイの26得点、ハリソン・バーンズが19得点をマーク。チーム合計で45本中20本のスリーを成功させている。
敗れたロケッツ(15勝8敗)は、ラッセル・ウェストブルックが34得点、ジェイムス・ハーデンが27得点、10アシストを記録した。
ボックススコア:「NBA」