ウェストブルックが今季26回目のTD、サンダーはホームでキャブスを撃破
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが、現地9日に本拠地チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で29得点、12リバウンド、11アシストを記録し、チームを勝利に牽引。1シーズンにおけるトリプルダブル数で1960-61のオスカー・ロバートソンと並んで歴代最多3位となる26回目のトリプルダブルを達成した。
▼1シーズンTD数歴代ランキング
プレーヤー | TD | シーズン |
オスカー・ロバートソン | 41回 | 1961-62 |
ウィルト・チェンバレン | 31回 | 1967-68 |
オスカー・ロバートソン | 26回 | 1960-61 |
オスカー・ロバートソン | 26回 | 1963-64 |
ラッセル・ウェストブルック | 26回 | 2016-17 |
オスカー・ロバートソン | 22回 | 1964-65 |
ウィルト・チェンバレン | 22回 | 1966-67 |
この日のサンダーは、ウェストブルックの他にも、スティーブン・アダムスが20得点/13リバウンド(9オフェンスリバウンド)、ビクター・オラディポが23得点で勝利に大貢献し、試合の大部分でペースを掌握。ウェストブルックがフロアにいない時間帯にも、キャメロン・ペインがシーズンハイ15得点をマークするなど、ベンチユニットが奮闘してリードを維持し、第4Q中盤に同点まで追い上げられたが、そこから12-2のランで点差を二桁に広げて勝負を決めた。
▼アレックス・アブリネスはスタイリッシュなダンクを披露
サンダーに17オフェンスリバウンドを許し、チームリバウンド数で35-51と大きく競り負けたキャブスは、カイリー・アービングが26得点、レブロン・ジェイムスが18得点/7アシスト、ケビン・ラブが15得点/12リバウンドをマーク。前日に10日間契約を結び、この日がキャブスデビュー戦となった2011年ドラフト2位指名のデリック・ウィリアムズは、ベンチから22分の出場で12得点をあげている。
キャブスは、6日間で4試合目のロードゲームというハードスケジュールで疲れがたまっていたのもあるのか…。8点ビハインドで迎えた第4Q残り2分に、サンダーが速攻を仕掛けた際は、まだ逆転可能な時間帯だったにもかかわらず、自陣の最も近くにいたレブロンは守備に走ろうとさえしなかった。
続いてサンダーは、現地11日にゴールデンステイト・ウォリアーズをホームで迎え撃つ。待ちに待ったケビン・デュラントの古巣初凱旋だ。
ボックススコア:「NBA」