ウィギンスのブザービーターでウルブズ2連勝
現地22日にチェサピークアリーナで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対オクラホマシティー・サンダーの一戦は、第4Qラスト1分に両チームがクラッチショットを決め合う最高にスリリングな形で決着がついた。
第3Q終了時点で13点ビハインドと苦しい状況に立たされていたサンダーは、そこから第4Qに猛反撃を仕掛けて接戦に持ち込み、残り時間30秒にラッセル・ウェストブルックが同点のプルアップ・スリーに成功。対するウルブズは、カール・アンソニー・タウンズがフローターをねじ込み、すぐに2点差に戻すも、続くサンダーの攻撃ではカーメロ・アンソニーが残り4.7秒に逆転のスリーを沈め、後半に入ってから初めてリードが入れ替わる。
タイムアウトが残されていなかったウルブズは、アンドリュー・ウィギンスがインバウンズパスを受け取ると、カール・アンソニー・タウンズのスクリーンを使ってディフェンダーを振り切り、3Pラインの1~2mほど後ろからロングスリーをリリース。ショットは終了のブザーと同時にバックボードに当たり、リングに吸い込まれた。
▼第4Qの攻防
ウルブズは、ブザービーターを決めたウィギンスが27得点、7リバウンド、4アシスト、タウンズが27得点、12リバウンドを獲得。他にジェフ・ティーグが19得点、9アシスト、ジミー・バトラーが16得点、6アシスト、6リバウンド、タージ・ギブソンが11得点、10リバウンドと、スターター5選手全員が二桁得点をあげながらバランスの取れた活躍をした。
2連敗となったサンダーは、ウェストブルックが31得点、10アシスト、アンソニーが23得点、スティーブン・アダムスが17得点、13リバウンドを記録している。
なおウルブズがサンダーの本拠地で勝利を収めたのは、今回が通算3度目(チェサピークアリーナで3勝15敗)。その3試合すべてが、残り1秒以下のゲーム・ウィニングショットによる勝利となっている。
▼2シーズン前はリッキー・ルビオがゲームウィナー
ボックススコア:「NBA」