ブログ ウォリアーズ キャブス 第3戦

Published on 6月 9th, 2016 | by Tunaパスタ

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【NBAファイナル第3戦】キャブスがホームで30点差の圧勝、シリーズ1勝2敗へ

現地8日にクイッケンローンズアリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの2016NBAファイナル第3戦は、キャブスが1度もウォリアーズにリードを譲ることなく30点差で圧勝。第1~2戦の大敗から見事に立ち直り、シリーズを1勝2敗とした。

ケビン・ラブが脳震盪ガイドラインをパスできなかったため、リチャード・ジェファーソンをスタメンに置いて試合に臨んだこの日のキャブスは、開始直後から第2戦とは見違えるような気合の入ったディフェンスを仕掛けて、序盤からペースを支配。オフェンスでは、カイリー・アービングとレブロン・ジェイムスが最初の12分間だけで合計FG13本中11本成功の24得点と大爆発し、第1Q残り50秒で33-13の20点リードを獲得する。

▼アービングが序盤からエンジン全開

キャブスのタイトな守備に苦しみ、スプラッシュブラザーズが第1QをFG8本中0本の無得点に抑えられるというバッドスタートを切ったウォリアーズだが、第2Qに入ってからセカンドユニットのスモールラインアップで反撃。ピリオド序盤はバーンズがチームを引っ張ると、中盤からはクレイ・トンプソンも復調し、間もなく一桁点差まで巻き返すが、勢いに乗りかけた大事な場面でターンオーバーを出すなど不注意なプレーも目立ち、完全に流れを変えることはできなかった。

対するキャブスは、第2QのFG成功率22%と、オフェンスが大きく停滞するも、トリスタン・トンプソンのゴール下での大奮闘(第2Qだけで6オフェンスリバウンド!)とJ.R.スミスのスリーでリードを維持し、51-43の8点差で試合を折り返す。

▼J.Rのミラクルショットは残念ながらノーカウント

後半は、キャブスが開始5分で13-3のランを展開し、再び主導権を掌握する。

ウォリアーズは、第3Q中盤からようやくカリーのアウトサイドショットが決まり始め、何とか食い下がろうとするも、キャブスの勢いが止まることはなく、レブロンのスティールから豪快なアリウープダンクなどファインプレーを連発して、一気にリードを拡大。第4Q序盤には、スミスとイマン・シャンパートの連続スリーで26点差を奪い、早々と勝負を決めた。キャブスがウォリアーズを破ったのは、昨年のファイナル第3戦以来7試合ぶりとなる。

Q1 Q2 Q3 Q4
GSW 16 27 26 21 90
CLE 33 18 38 31 120

キャブスは、レブロンが32得点/11リバウンド、アービングが30得点/8アシストでチームを勝利に牽引。J.R.スミスはスリー5本成功の20得点とついに調子が上がり、第2Qに沈みかけていたチームを救ったトリスタン・トンプソンは14得点、13リバウンドのダブルダブルをマークしている。

チーム全体では、ガードからビッグマンまで試合を通してハイレベルで守備を展開。特にスリーポイントラインへのクローズアウトが、オラクルアリーナでの2試合よりもはるかに迅速で、ウォリアーズのシューティングリズムを狂わせることに成功した印象だ。

▼笛が鳴った後のプレーも徹底的に阻止

キャブスにとっては、後半にレブロンのミドル~ロングレンジが決まるようになったのも大きい。これまでレブロンに対してはやや離れて守り、オンボールスクリーンに対してもゴー・アンダーしていたウォリアーズだが、レブロンがこの先もシューティングの好調を維持してくるようなら、ディフェンス戦略の修正が必要になるかもしれない。

なおレブロンは、この日の試合でNBAファイナル通算945得点に到達。コービー・ブライアントの記録を追い抜いて、歴代10位に浮上した。

敗れたウォリアーズは、2試合連続でファウルトラブルに陥ったカリーが19得点/6ターンオーバー、バーンズが18得点、アンドレ・イグダーラが11得点を記録。誰も20得点を超えることができず、トンプソンはスリー7本中1本の10得点、ドレイモンド・グリーンはFG成功率25%の6得点に終わった。ウォリアーズのビッグ3(カリー/クレイ/グリーン)にとって合計35得点は、レギュラーシーズンも含めて今季最低記録となる。

ウォリアーズは今季プレーオフの4シリーズすべてで第3戦を落としており、その4試合中3試合が二桁点差での惨敗だった。

▼ファイナル第3戦ハイライト

これでようやくファイナルが本格的に始まった気分だ。第4戦は現地10日に引き続きクリーブランドで行われる。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • plusone ttwo

    たしかにこれでようやくファイナルが始まった感じがしますね。
    しかし、2戦目の結果を踏まえると、30点差でキャブスが
    勝つとは思いませんでした・・・。

    キャブスはディフェンスの効果もさることながら、トリスタン・トンプソンのリバウンドが
    かなり効果的だったかなと思います。ラブの影響度が一番出るところですし、
    タフなゲームではリバウンドが鍵になるので。

    一つ気になるのはスプラッシュブラザーズの得点がいまひとつ
    伸びなかったところですね。とは言え、爆発しだすと止まらなくなるので、
    次に期待します。^^

    とにかく例年にないファイナルですが、これからですね!!
    次の試合が楽しみです!!

    • そろそろクラッチタイムの接戦がみたいですね…。第3戦までワンサイドゲームになるとは思いませんでした。

      TTのリバウンドは起爆剤になりましたね。第2Qにレブロンがレイアップをミスりまくったのもアシストみたいになってましたし。あとTTはカリー/トンプソンにスイッチした時のディフェンスも素晴らしかったです。アービングもそうですが、キャブスはオフェンスがリズムに乗るとディフェンスも段違いに引き締まるチームですね。

      確かに、ウォリアーズとしてはそろそろスプラッシュブラザーズのどちらかが大爆発してほしいところです。クレイは少しショットを焦りすぎている印象でしょうか。

      とりあえず個人的には第7戦に突入してほしいです。

  • MJ32

    このゲームをどのように評価するか迷っていますが、とりあえずシーズンがもう少し続きそうなのでそれが良かったです。
    ホームだしスタートダッシュが成功したし、キャブズ選手達がリラックスしてシュートを決めまくった、実力100%以上の成果を収めた試合、と個人的な感想。JRなんてそれはもう顕著に。気になるのはレブロンです。過去2戦と同様信じられない凡ターンオーバーが今回も目立ちました。それにホイッスル後のカリーのレイアップをわざわざブロック。これを「相手に対して一時も隙を見せない勝利へのあくなき執念」と捉えるか、それとも「良い流れの試合をやっているのに余裕がないなあ。ストレス感じてるのかなあ」か。私は後者。
    GSはいわゆる「負ける時のGS」でした。リーグからちょっとスローダウンしてと懇願されたのか?と疑いたくなるほど、別のチームのよう。過去2戦であれだけ厳しかったディフェンスがかなりソフトになっていました。ホームとかアウェイとか関係無さそうなイグオダーラでさえ、レブロンへのプレッシャーがいつもよりも1歩遠く、1歩遅い。
    どっちが勝ったか関係なく単にゲームとして単調だったので、もっと良いゲームを次戦に期待しています。

    • 確かにこういった試合は評価が難しいですね。キャブスが本来の実力を発揮したのか、それともウォリアーズが油断しすぎていたのか?
      その両方だと思いますが、それにしてもウォリアーズは序盤からディフェンスがグダグダでしたね。特にカリーはバックドア・カットを簡単に許したり、ケアレスなファウルをしたりと、らしくないプレーが目立ちました。

      それからボーガットがフロアにいる時間帯に主導権を握られた印象です。2016年に入ってから、ボーガットがアウェイで活躍しているのを見た記憶がありません。キャブスがレブロンPF/ジェファーソンSFのスタメンだった時点で、ウォリアーズもイグダーラ先発のスモールラインアップで臨むべきだったかもしれませんね。シリーズ2勝0敗で、いい流れのローテーションを崩したくなかった、というのもあったのかもしれませんが、後半からもボーガット先発で来たのには少し驚きました。

      あとは試合開始からクレイをアービングに付けるべきなのかなと。

  • お茶

    キャブス踏ん張りましたね
    ボールチェックがかなり速くなってスプラッシュ兄弟に仕事をさせませんでした
    アービングとJRが当たっていればキャブスのオフェンスは大違いですね
    ウォリアーズは完成されたアウトサイドのチームですが、苦しい時間本当に点がほしいときはイグドラのアタックを頼りますよね
    コービー引退試合で正念場をラグビーステップでもぎ取ったのを思い出しました
    やっぱりインサイドはバスケの根幹です

    • キャブスは序盤からディフェンスがすごく良かったです。アービングもあれだけオフェンスで仕事をしながら、守備でも頑張ってカリーに張り付いていましたね。とんでもない重労働だともいます。J.Rもそうですが、アービングもオフェンスがリズムに乗ると、ディフェンスも良くなるタイプっぽいですね。

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