TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
2015nba プレーオフ カンファレンス決勝
2015 5 20

NBAプレーオフ2015: カンファレンスファイナルのスケジュールと注目ポイント

2015, カンファレンスファイナル, カンファレンス決勝, スケジュール, プレーオフ, 予想, 注目ポイント, 見どころ 2

各シリーズとも下位シードが2勝1敗でリードし、番狂わせを匂わせまくっていた今季のプレーオフ第2ラウンドだが、終わってみれば昨年と同じく、イースト/ウェストのそれぞれ上位2チームがカンファレンスファイナルへと駒を進めることとなった。東西ともに1,2位シードがカンファレンス決勝に残った例は意外と少なく、過去30年では今回を含めて5回しかない(1986、2001、2005、2014、2015)。

2015nba プレーオフ スケジュール カンファレンスファイナル
via nbaplayoffsbracket.com

以下はカンファレンスファイナルのスケジュール。

※メモ: 以下の日程はすべて現地時間


イースト決勝


ホークス(1)-キャブス(2)
日程 ホームコート
第1戦 5/20 アトランタ
第2戦 5/22 アトランタ
第3戦 5/24 クリーブランド
第4戦 5/26 クリーブランド
第5戦※ 5/28 アトランタ
第6戦※ 5/30 クリーブランド
第7戦※ 6/1 アトランタ
ホークス
  • シーズン成績: 60勝22敗
  • 第1~2ラウンド: 8勝4敗(vs.ネッツ、ウィザーズ)
  • PO得点リーダー: デマーレ・キャロル(17.1得点)
キャブス
  • シーズン成績: 53勝29敗
  • 第1ラウンド: 8勝2敗(vs.セルティックス、ブルズ)
  • PO得点リーダー: レブロン・ジェイムス(26.5得点)
レギュラーシーズン直接対決
  • ホークス3勝 – キャブス1勝
  • 合計得点(4試合):ホークス(436点) – キャブス(423点)

レギュラーシーズン直接対戦成績はホークスが3勝1敗。ただこの内の3試合は、キャブスがJ.R.スミス、イマン・シャンパート、ティモフェイ・モズゴフの3選手を獲得する前なので、あまり参考にならない。トレード後に行われた試合では、106対97でホークスが勝利している。

スターパワーvs.チームパワー

キャブスとホークスは、プレースタイルがほぼ真逆なチームと言える。

今季レギュラーシーズンのキャブスは、アイソレーションプレーの回数でリーグダントツ1位を記録(合計993回、全ポゼッションの11.4%)。プレーオフでは、さらにアイソの頻度が15.8%に増えている。

▼アイソレーションプレーのデータ比較(レギュラーシーズン)

キャブス ホークス
アイソの割合 11.4% 6.9%
1試合平均 12.1回 7.2回
FG% 40.6% 39.2%
ターンオーバー 8.6% 11.1%
シューティングファウル 11.7% 11.6%

(※FG%、ターンオーバー、シューティングファウルはいずれもアイソレーション時の数字)

一方のホークスはアイソレーションの頻度が低く、レギュラーシーズンとプレーオフの両方で6~7%程度。反対に、アシストによるフィールドゴールの割合は、リーグ首位の67.6%を記録している(キャブスはアシストからのFGが58.7%でリーグ13位)。

またホークスはレギュラーシーズン82試合で、プレーヤーが30得点以上を記録したのがたったの1度きり(ポール・ミルサップの30得点)。対するキャブスは36回あった。

ボール回しからイージーな得点を挙げるのがバスケの理想的だが、キャブスがアイソレーションを多用してしまうのは仕方がない。何しろリーグトップ5の1 on 1プレーヤーが2人もいるのだから。

アービングの怪我

ここがキャブスにとって最大の懸念材料。現在カイリー・アービングは両足を痛めている。それでもブルズとのシリーズでは1試合も休まずにチームに貢献していたが(特に第5戦)、明らかに怪我の影響がプレーに出ており、立ち上がるのが遅かったり、足を引きずったりする場面などもたびたび見られた。

アービングの爆発的なオフェンス力は絶対に欠かせない。だがそれ以上に不安なのは、ディフェンス面だ。ただでさえディフェンスが得意ではない上に、足を怪我した状態で、オフボールの動きやスクリーンが激しいホークスのオフェンスにどこまでついていくことができるか。

ただ、セミファイナル第6戦の半分をベンチで過ごせたのと、カンファレンス決勝までに5日間の休息が得られたのは非常に大きい。アービング本人も「ホークスとの第1戦では絶対にプレーする」と明言しており、すでにフルメニューの練習をこなしているという。

コーバーのスリー

カイル・コーバーの調子がなかなか上がらない。レギュラーシーズンには49.2%を記録していた3P成功率が、プレーオフに入ってからは35%まで下落してしまった。この数字は、何とロケッツのジョシュ・スミスよりも下だ。

特にウィザーズとの第2ラウンドでは、1試合平均で7得点、スリー成功率28.6%(7.0本中2.0本)と低迷。ブラッドリー・ビールを振り切るのに苦戦したのも確かだが、オープンショットを外す場面も度々あり、レギュラーシーズンのパフォーマンスには追いつけていない。

だが、たとえシュートが入らなくても、コーバーの影響力はやはり大きかった。コートを動き回るだけでディフェンスの注意を存分に引きつけ、追いかけてくるマークマンの体力を消耗させられる。ディフェンスでも、1.6スティール、1.3ブックを平均するなど、素晴らしい仕事をこなした。

▼このコーバーが見たい

カンファレンスファイナルでは、コーバーがスランプを脱出できることに期待したい。キャブスは誰をぶつけてくるつもりだろう…。


ウェスト決勝


ウォリアーズ(1)-ロケッツ(2)
日程 ホームコート
第1戦 5/19 ゴールデンステイト
第2戦 5/21 ゴールデンステイト
第3戦 5/23 ヒューストン
第4戦 5/25 ヒューストン
第5戦※ 5/27 ゴールデンステイト
第6戦※ 5/29 ヒューストン
第7戦※ 5/31 ゴールデンステイト
ウォリアーズ
  • シーズン成績: 67勝15敗
  • 第1ラウンド: 8勝2敗(vs.ペリカンズ、グリズリーズ)
  • PO得点リーダー: ステファン・カリー(28.2得点)
ロケッツ
  • シーズン成績: 56勝26敗
  • 第1ラウンド: 8勝4敗(vs.マブス、クリッパーズ)
  • PO得点リーダー: ジェイムス・ハーデン(26.7得点)
シーズン直接対決
  • ウォリアーズ4勝 – ロケッツ0勝
  • 合計得点(4試合):ウォリアーズ(460点) – ロケッツ(399点)

レギュラーシーズンの直接対決は、平均15.25点の大差でウォリアーズが全勝。カンファレンスファイナルもウォリアーズ優勢との見方が圧倒的に強いが、ロケッツはどうもよくわからない。

クリッパーズとのセミファイナルでも、第4戦終了の時点で危篤状態かと思えば、ラスト3試合はまるで別チームのようなパフォーマンスで、シリーズ1勝3敗からまさかの逆転勝利。突然ジェイソン・テリーがクリス・ポールを効果的にガードし始めたり、ジョシュ・スミスが優秀なストレッチ4×プレーメーカーに変身したりと、ランダムなイベントが発生する。特に第6戦終盤のカムバックは、攻守ともにパーフェクトだった。

ディフェンシブ・アサインメント

ロケッツにとって最大の課題の一つは、誰が誰をマークするか。特に誰がステファン・カリーをガードするかだ。CP3相手に予想以上の好ディフェンスをみせたジェイソン・テリーだが、半歩の遅れが命取りになるカリーとマッチアップするのはスピード的にもスタミナ的にもかなり厳しい。

リーチの長いトレバー・アリーザをカリーにぶつける手もあるが、そうするとテリーは誰につくのか。ハリソン・バーンズ?その場合、完全なミスマッチが生まれるだけでなく、ジェイムス・ハーデンがフルタイムでクレイ・トンプソンを追い掛け回さなければならなくなる。ロケッツとしては、ハーデンをディフェンスで消耗させるのは避けたいところだ。かといって、テリーにトンプソンを守らせるのも難しい。

ならば結局、テリーがカリーをガードするのがベストなのか?ロケッツはパトリック・ビバリーの不在が惜しまれる。

▼カリー vs. ハーデン、1月21日

歴史は繰り返すかも?

ちょうど20年前、ロケッツは1995年のプレーオフを最後まで勝ち抜き、2連覇を達成した。

その年のロケッツは、サンズとのWCセミファイナルで、1勝3敗のビハインドから3連勝を果たし逆転勝利。第5戦からロバート・オーリーの出場時間を大幅に増やしたことが、シリーズ好転の一因となった(第1~4戦は平均31分、第5~7戦は平均41分)。

続くカンファレンスファイナルでは、62勝20敗で成績リーグ首位、その年のMVPに選出されたデビッド・ロビンソン率いるスパーズと対戦。このシリーズでは、当時32歳だったアキーム・オラジュワンが、「俺こそがMVPだ」と言わんばかりの大奮闘でゲームを支配し、6試合で35.3得点、12.5リバウンド、5.0アシスト、4.2ブロック、FG成功率56%を平均する。ロケッツは4勝2敗でスパーズを下すと、そのままファイナルをスイープしてチャンピョンに輝いた。

▼オラジュワン、1995WCF第5戦

今季ロケッツのここまでのプレーオフランは、1995年と似ている点が多いのだ。

まず1995年と同じく、セミファイナルで1勝3敗の崖っぷちからカムバック。今季の場合は、第5戦からジョシュ・スミスをスタメン起用したことが好転の一因となった。さらに1995年と同じく、カンファレンスファイナルでは、成績リーグ首位、今季MVPのステファン・カリー率いるウォリアーズと対戦する。

ただし1995年との大きな違いは、今季のウォリアーズが当時のスパーズよりも優秀なチームだということ。そして、ハーデンがオラジュワンじゃないところだ。もちろんハーデンがオラジュワン2.0的な覚醒を遂げることもあり得るかもしれないが、その可能性は極めて低い。

カンファレンスファイナルでは、ディフェンス力の高いクレイ・トンプソンが大部分でハーデンをマークすることになるはず。仮にトンプソンがファウルトラブルに陥っても、ハリソン・バーンズやアンドレ・イグダーラ、ドレイモンド・グリーン、ショーン・リビングストンなど、ハーデンを守れる選手がたくさんいる。

ウォリアーズはリーグ1,2を争う守備チームだ。実際に今季レギュラーシーズンのハーデンは、ウォリアーズ戦になると得点やフィールドゴール成功率がやや落ちている。

▼ハーデンのレギュラーシーズンスタッツ

レギュラーシーズン 対GSW
得点 27.4 25.3
アシスト 7.0 5.3
リバウンド 5.7 5.5
FG% 44.0% 40.5%
3P% 37.5% 24.1%

レギュラーシーズンでのマッチアップを見る限り、ロケッツがウォリアーズの本拠地で勝利を挙げられそうな気配はない。とはいえ、レギュラーシーズンの対戦成績はあまりあてにならない上、4試合のうち2試合でドワイト・ハワードが不在だった。ハワードはディフェンス面で全盛期に近いパフォーマンスを取り戻しつつある。

カンファレンスファイナルは、ウォリアーズの4勝1敗と予想。ただロケッツがセミファイナル後半での集中力を持続できるなら、第7戦までもつれこんだとしても驚きじゃない。

ソース:「ESPN」

ヒューストン・ロケッツがウェスタンカンファレンス決勝進出 【WCF第1戦】カリーの33得点でウォリアーズがロケッツに勝利

Related Posts

2021-22 スケジュール

ブログ

NBAが2021-22シーズンのスケジュールを発表、開幕戦でバックスとネッツが激突

nba 2021-22 スケジュール

ブログ

NBA2021-22シーズンは10月19日開幕、コロナ禍前のスケジュールに戻る見込み

シーズン再開 スケジュール

ブログ

2019-20NBAの残りシーズンとオフシーズンのスケジュール詳細

2019-20 スケジュール

ブログ

NBAが2019-20シーズンの試合日程と全米放送スケジュールを発表

特集

  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日
  • 2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2020年7月5日
  • ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    2021年2月14日
  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • 【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    2021年12月2日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • 「アイバーソン永久欠番」に対するNBA選手たちの反応
    「アイバーソン永久欠番」に対するNBA選手たちの反応

ランダム

  • 2021NBAプレイオフ 注目ポイントサンズ対バックス:NBAファイナル2021の注目ポイント3つ
  • 2014NBAドラフトロッタリーキャブスが再びドラフト1位指名権を獲得:NBA選手たちの反応
  • ピストンズ 開幕4連勝ピストンズが10年ぶりの開幕4連勝
  • トーマス・ブライアント2年目のトーマス・ブライアントがパーフェクトゲームで自己最多31得点
  • エア・ジョーダン12 復刻エア・ジョーダン復刻版リリースでショップがカオスに

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes