シャーロット・ホーネッツが球団史上初のシーズン開幕3連勝!!
シャーロット・ホーネッツが球団設立から32シーズン目でついにやってのけた。
ホーネッツは現地24日、敵地バークレイズ・センターで行われたブルックリン・ネッツ戦に111-95で快勝。今季成績を3勝0敗とした。ホーネッツにとって3連勝でのシーズンスタートは、ボブキャッツ時代も含め球団史上初の快挙となる。
ブリッジズが絶好調
この日のホーネッツは、フォワードのマイルズ・ブリッジズが32得点でチームを勝利に牽引。ブリッジズは2日前のクリーブランド・キャバリアーズ戦でも30得点をマークしており、キャリア初めて2試合連続での30得点超えを達成した。
▼ハーデンからボールを奪って360ダンク
“ハイライトダンク製造機”として有名になったホーネッツのマイルズ・ブリッジズ。サンズのディアンドレ・エイトンやキャブスのコリン・セクストンらと同じく、今オフにルーキー延長契約を得られなかった2018年ドラフトロッタリー指名組の一人だ(ブリッジズは12位指名)。今季3試合では、25.0得点、8.0リバウンド、スリー成功率44.4%と最高の立ち上がりを見せている。
ブリッジズは今オフに制限付きFAとなる見込み。ホーネッツが今オフ中に延長契約を締結できなかったのは、将来的に大きな痛手になるかもしれない。もしブリッジズが今のパフォーマンスを維持して大ブレイクすれば、来夏FAでマックスサラリーに近いオファーシートを提示するチームも出てくるだろう。
ちなみにマイルズ・ブリッジズは、名前の似ている同期のミケル・ブリッジズ(サンズ)とは血縁関係にない。
▼マイルズ・ブリッジズのベストダンク集
同日のホーネッツはブリッジズの他、ラメロ・ボールが18得点、イシュ・スミスがベンチから15得点で勝利に貢献。ゲーム終盤はスミスがあまりにも好調だったため、ジェームズ・ボーレゴHCは第4Qを通してラメロをベンチに温存する決断をした。
次にホーネッツは、開幕4連勝をかけて現地25日にボストン・セルティックスとホームで対戦。両チームともバック・トゥ・バック2日目の試合となる。
ハーデン不調
今季1勝2敗となったネッツは、ケビン・デュラントがゲーム最多の38得点で孤軍奮闘。ジェイムス・ハーデンは15得点/8アシスト/7リバウンドでバランスの取れたスタッツを記録したが、その一方で8ターンオーバーに5ファウル、FG成功率37.5%と決して良い試合内容とは言えなかった。
今季のハーデンは開幕3試合で平均18.3得点、FG成功率38.8%と絶不調。特にフリースロー本数が大幅に減少している(3試合合計でわずか9本)。
NBAは今季から“ドローファウル”に関するルールを厳格化。スティーブ・ナッシュHCは試合後、「ハーデンが不公平な形でルール変更の広告塔にされている」と主張した。
ボックススコア:「NBA」