ユタ・ジャズの1日ルーキー、5歳のJP・ギブソン君がクロスオーバーから豪快にダンク
現地6日に行われたユタ・ジャズの公開練習試合でのこと。第3Q残り29秒で、背番号1を身につけたJP・ギブソン君が1万人の大歓声に包まれながらフロアに立った。初めての試合出場にもかかわらず、その立ち振る舞いはベテラン選手のように落ち着き払っている。
ギブソン君はインバウンドパスを受け取ると、ディフェンスをかわしながらインサイドまでドライブ。チームメイトの力を借りて、豪快なツーハンドダンクを放った。
ギブソン君は、2012年に急性リンパ性白血病と診断された5歳のバスケ大好き少年。10月6日にジャズと1日のFA契約を交わし、チームの一員として練習試合のロスター入りを果たした。
▼ランディ・リグビー球団社長と契約記者会見
「JPはいろいろなスポーツが好きですが、バスケットボールは特にお気に入りなんです」、と母親のメーガンさんは重病を患う息子について語る。
「1歳を過ぎたころから、夫と一緒にテレビで試合を見ていました。15ヵ月になると、毎日寝る前に1時間ほどシュートの練習をしていましたね。ジュニア・ジャズ(ユースリーグ)に参加できるのは6歳からだと知っているので、いつも早く6歳になりたいと言っています」
リグビー球団社長はギブソン君獲得について会見で、「我々は若いチームだ。そこでもっと若くなろうと考えた」とコメントした。
参考記事:「heraldsun.com.au」