2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
NBA2022-23シーズンのプレイオフ第1ラウンドは、東西カンファレンスで上位シードが敗退する大波乱となった。
まずイーストでは、1位シードのミルウォーキー・バックスが8位シードのマイアミ・ヒート相手に1勝4敗でまさかの敗退。プレイ・イン・トーナメントを勝ち上がったチームが第1ラウンドを突破するのは今回が初であり、また8位シードが1位シードを下すのは2012年の76ers(対シカゴ・ブルズ)以来11年ぶりとなる。
ウェストでは、7位シードのロサンゼルス・レイカーズが2位のメンフィス・グリズリーズを撃破。2月のオールスターブレイクあたりではプレイ・イン・トーナメント進出さえ危ぶまれていたレイカーズだったが、トレードなどからロスター補強に成功して見事シーズンを好転させた。
他にも今年のプレイオフ第1ラウンドでは、アトランタ・ホークスとミネソタ・ティンバーウルブズが敗退。これで動物をチーム名に持つすべての球団が、今年の優勝争いから姿を消すこととなった。
現NBAで動物テーマのチームはバックス、グリズリーズ、ホークス、マーベリックス、ホーネッツ、ティンバーウルブズ、ペリカンズ、ブルズ、ラプターズ。これら9チームすべてがカンファレンス準決勝までに絶滅したのは、2014年プレイオフ以来となる。
(※なお優勝候補のデンバー・ナゲッツのNuggetsは、「チキンナゲット」のナゲッツではなく「金塊=gold nugget」のナゲッツなので、動物としてはカウントされない)
プレイオフ:「NBA」