アマレ・スタウダマイアーがNBAから引退
2002年のデビューから14シーズンをNBAでプレーしたアマレ・スタウダマイアーが、現役引退を表明した。
スタウダマイアーは現地26日、ニューヨーク・ニックスと契約を結んだ直後に、チームを通して引退の声明を発表。昨季はマイアミ・ヒートに所属していたが、古巣ニックスの一員としてキャリアを終えることとなった。
「契約してくれたMr.ドラン(オーナー)、フィル(ジャクソン)、スティーブ(ミルズGM)に感謝を伝えたい。彼らのおかげで、正式にニューヨーク・ニックスとして引退することができる」
「このフランチャイズを復興させるため、2010年にニューヨークにやって来て、その通りに行動した。カーメロ(アンソニー)、フィル、スティーブは再建への道を歩み続けており、今夏のFA獲得により、チームは再びプレーオフを狙えるところにいると思う。私は他のチームでもプレーしてきたが、心は常にビッグ・アップルにあった」
– アマレ・スタウダマイアー
スタウダマイアーは、キャリア14シーズンを通してサンズ(8)、ニックス(5)、マブス(1)、ヒート(1)の4球団でプレーし、平均18・9得点、7.8リバウンド、FG成功率53.7%を記録。ニックス移籍後2~3シーズン目で怪我に苦しみ、30歳という若さで全盛期が終わる形となってしまったが、ピークだったサンズ時代には21.4得点、8.9リバウンドを平均するなどリーグ屈指のビッグマンとして大暴れし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーをはじめ、6度のオールスター選出、5度のオールNBAチーム選出を果たしている。
▼スティーブ・ナッシュとのピック&ロールは最強だった
「素晴らしいキャリアを送った大親友のアマレにおめでとう!君と共にプレーができて幸運だった。次のチャプターを楽しんでくれ」
– スティーブ・ナッシュ
Image by Keith Allison
参考記事:「ESPN」