アンソニー・デイビスがジノビリのレイアップをバレースパイク!!
現地26日に行われたサンアントニオ・スパーズ対ニューオリンズ・ペリカンズの試合は、アンソニー・デイビスが22得点、12リバウンド、5ブロックという相変わらずのモンスタースタッツを叩きだし、ペリカンズを勝利に導いた。
この日デイビスが最も輝いたのは第3Q。わずか12分間で10得点、6リバウンド、そして4ブロックを記録している。中でも特にスタジアムを沸かせたプレーが、マヌ・ジノビリのレイアップアテンプトを蹂躙したこのブロックショットだ。
まるでバレーのアタックのように真下に叩き落とす。この高さはやはり反則レベルだ。
さらにその1分後にも、デイビスはティム・ダンカンのポストアップを真っ向から阻止。ブロックからジャンプボールに持ち込むと、世代交代を宣言するかのような力強い雄叫びを上げた。
ダンカンもやられっぱなしだったわけではなく、20得点/11リバウンドを獲得して今季16回目のダブルダブルを記録。スパーズは最後までペリカンズに食らいついたが点差を埋められず、過去10試合で8つ目となる敗北を喫した。
▼ダンカン vs. デイビス
「正直に言うと、相手がティム・ダンカンだということさえ考えていなかった。ただ夢中でバスケットボールをプレーしていた」
– アンソニー・デイビス
試合後スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、「デイビスはMVPの候補だ」とコメント。「彼はもう開花している」と、21歳がみせる圧巻のパフォーマンスを褒め称えた。
この勝利でペリカンズは成績を15勝14敗とし、再び勝率5割超え。一方のスパーズは18勝13敗で、ダンカンがチームに加入して以来の最悪のシーズンスタートとなっている。
Video:「YouTube」