ベテランSGのベン・ゴードン、NBAへの復帰に意欲
2005年シックスマン・オブ・ザ・イヤーのベン・ゴードンは現在、8月末から開催されるユーロバスケット2017の予選ラウンドにイギリス代表として出場するため、トレーニングに励んでいる。昨季はウォリアーズのトレーニングキャンプに参加するも、最終ロスターに入ることができず、結局どのチームとも契約しなかったが、2016-17シーズンはNBAへの復帰を狙っており、今大会でのパフォーマンスがそのきっかけになればと考えているようだ。
ゴードンはESPNの取材で、「まだ高いレベルで貢献できると思う」とカムバックへの意欲を語った。
「1年のブランクがあるが、ぜひともリーグに戻りたい。今はアップ&ダウンなプレーが主流になっている。もちろん3ポイントシュートは常に大事な要素だったが、最近はこれまで以上に活用されるようになったと思う。だから、僕はまだ高いレベルでプレーして、スリーを打ち、シューターを必要としているチームに深みを与えられると思う」
「今でも安定してスリーを打てる。シュートタッチは失っていない。キャリアを通して膨大な時間をシュートに費やしてきた。チーム練習前も、練習後もね。だから簡単に失ったりはしない。シューティングはそういった類のスキルさ。僕は今でもそのスキルに磨きをかけている」
– ベン・ゴードン
コネチカット大のエースとしてチームをNCAA王者に導いたゴードンは、2004年NBAドラフトで全体3位指名を受けブルズに入団。1年目からベンチスコアラーとして大貢献し、史上初めてルーキーでシックスマン賞を獲得した。
ゴードンはキャリア11シーズンを通して14.9得点、3P成功率40.1%(ブルズでの5シーズンは41.5%)を平均。2006年4月のウィザーズ戦と2012年3月のナゲッツ戦では、ノーミスでスリー9本成功というハイレベルなシューティングを披露している(NBA最多タイ記録)。
▼2012年3月ナゲッツ戦、45得点
Image by Keith Allison
参考記事:「ESPN」