昨季全休のカワイ・レナードとベン・シモンズ、プレシーズンゲームで1年ぶりの戦線復帰
NBAでは現地10月3日、2021-22シーズンを怪我で全休したロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードと、ブルックリン・ネッツのベン・シモンズがプレシーズンの試合でそれぞれ実戦復帰を果たした。
まずバークレイズ・センターで行われたネッツ対76ersの試合では、ベン・シモンズが古巣相手に新チームデビュー。移籍後初めてケビン・デュラントとカイリー・アービングのスター2人とフロアを共にし、先発ガードとして19分の出場で6得点、5アシスト、4リバウンド、1スティールを記録した。
今年2月に、ジェームズ・ハーデンとのトレードで76ersからネッツへと移籍したシモンズ。腰の怪我と移籍騒動のため昨季を全休し、約470日の実戦ブランクがあったわけだが、序盤からフィジカルの強さやパスセンスの高さなど得意分野でのファインプレイを見せつけ、第1Qにはトランジションから豪快なワンハンドダンクで移籍後初得点を決めている。
カワイ
また同日にシアトルで行われたクリッパーズ対ブレイザーズ戦では、カワイ・レナードが2021年ウェスト準決勝第4戦以来16カ月ぶりにNBAの試合をプレイし、前半16分の出場で11得点/2スティールをマーク。
試合最初のポゼッションでは、ブレイザーズセンター(ユスフ・ヌルキッチ)とのミスマッチからプルアップスリーを沈め、復帰後初フィールドゴールをあげた。
▼コンディションは万全
今季のネッツとクリッパーズは、シモンズとレナードがそれぞれ完全復活できるなら、どちらも優勝候補の筆頭になれるスター軍団。NBA2022-23レギュラーシーズンは、10月18日に開幕する。
ボックススコア:「NBA」