TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ジェレミー・リン ホークス
2018 7 15

ジェレミー・リンがホークスにトレード移籍

ジェレミー・リン, ホークス 0

現地7月13日の真夜中にブルックリン・ネッツが大きく動いた。

ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、ネッツとアトランタ・ホークスの間でトレードが成立。ネッツはベテランPGのジェレミー・リン、2025年のドラフト2巡目指名権、2023年ドラフト指名のスワップ権利を放出し、ホークスから2020年のドラフト2巡目指名権(ブレイザーズ経由)、イーサイア・コーディーニャー(2016年2巡目指名選手で現在は海外)との交渉権を獲得したという。

さらにネッツは同日、デンバー・ナゲッツともトレードを成立。ネッツはアイザイア・ホワイトヘッドを放出し、ナゲッツからケネス・ファリードとダレル・アーサーの2選手と、2019年ドラフト1巡目指名権、2020年ドラフト2巡目指名権を獲得した。ナゲッツから譲渡される2019年ドラフト1巡目指名権は1位~12位の保護付きだという。

今回の一連のトレードにより、ネッツは将来的なアセットの獲得に成功した。

まず年俸1252万ドルのリンを放出して、来季サラリーキャップに約2300万ドルのスペースを確保。そうすることでナゲッツからファリードとアーサーの契約最終年サラリー(合計で約2100万ドル)を引き受けることが可能となり、その見返りとして2019年ドラフト指名権と2020年2巡目指名権を手に入れた。

これでネッツは来季の保証サラリー枠が14選手となり、残されたキャップスペースは260万ドル。アーリーバード権利を保有しているジョー・ハリスとはキャップを超えて再契約を結ぶことができる(2年/1600万ドルになる見込み)。さらに来夏には、ファリードとアーサーに加え、デマーレ・キャロルとアレン・クラブも高額契約が終わってFAとなるので(クラブは2019-20がオプション)、上手くいけばマックス契約用のスペースを2枠用意することも可能だ。

なお来季のナゲッツとネッツの成績次第ではあるが、ネッツがドラフトで全体20位以上の指名権を手にできそうなのは、2010年全体3位のデリック・フェイバーズ以来初(フェイバーズは2011年にデロン・ウィリアムズのトレードで放出)。ネッツは、NBA史上最悪のトレードの一つとも言われる2013年セルティックスとのトレード(ガーネット&ピアース)をはじめとした数々の失態からようやく解放される。

ホークスへの移籍が決まったリンは、昨季開幕戦で右ひざ膝蓋腱断裂の重傷を負い、シーズンを全休。2016年にホーネッツからネッツに移籍してからは怪我に悩まされ続け、2シーズンでわずか37試合の出場に終わった。

リンにとっては、ホークスがキャリアで7チーム目。ホークスでは期待の新人であるトレイ・ヤングのバックアップを務めることになりそうだ。ちなみにロケッツ時代(2013-14シーズン)にチームメイトだったドワイト・ハワードとは、移籍パターンがすごく良く似ている。

  • ハワード: レイカーズ→ロケッツ→ホークス→ホーネッツ→ネッツ→ウィザーズ
  • リン: ロケッツ→レイカーズ→ホーネッツ→ネッツ→ホークス

一方でナゲッツにとって今回のトレードは、来季ラグジュアリー税を回避するためのサラリーダンプ。ファリードは何年も前から放出がささやかれていたが、ようやく実現した。なお報道によると、ネッツから獲得したアイザイア・ホワイトヘッドはウェイブされる見込みだという。

参考記事:「ESPN」

アイザイア・トーマスがナゲッツと契約合意 チャニング・フライがキャブス復帰へ

Related Posts

ジェレミー・リン ウォリアーズ

ブログ

ジェレミー・リンがウォリアーズ傘下のGリーグチームと契約へ

ラジョン・ロンド ホークス

ブログ

ラジョン・ロンドがホークスと2年契約で合意へ

ホークス 2020ユニフォーム

ブログ

ホークスが2020-21シーズンの新ユニフォームを公開

ホークス キングス トレード

News

ホークスがパーカー放出でキングスからデドモン獲得へ

ホークス スパーズ

ブログ

アトランタ・ホークスが23年ぶりにサンアントニオで白星

ジェフ・ティーグ ホークス

News

ホークスがトレードでジェフ・ティーグ獲得

特集

  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日

NEW

  • マッカラム 骨折ブレイザーズに再び大打撃、CJマッカラムが骨折で最低4週間の離脱へ
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2020-21 第4週デュラントとリラードが2020-21第4週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • フォックス 43得点フォックスが自己最多43得点ダブルダブル、キングス約半世紀ぶりの大記録
  • ドンチッチ ジョーダンルカ・ドンチッチ、通算トリプルダブル数でジョーダン超える
  • ハーデン ネッツデビュージェイムス・ハーデン、ネッツデビュー戦で30得点トリプルダブル
  • アンドレ・ドラモンド ダブルダブルドラモンドが30/20ダブルダブル達成、キャブスとして17年ぶりの快挙
  • ポルジンギス 戦線復帰マブスのクリスタプス・ポルジンギスがついに戦線復帰
  • ハーデン ネッツブルックリン・ネッツ、トレードでジェイムス・ハーデン獲得
  • ダニー・グリーン スリーダニー・グリーン、1試合の3ポイント成功数で76ers球団記録に並ぶ
  • ハーデン 不満ジェイムス・ハーデン、ロケッツの現状に不満爆発「修正は無理だと思う」

ポピュラー

  • ブレイザーズに再び大打撃、CJマッカラムが骨折で最低4週間の離脱へ
    ブレイザーズに再び大打撃、CJマッカラムが骨折で最低4週間の離脱へ
  • デュラントとリラードが2020-21第4週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
    デュラントとリラードが2020-21第4週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • フォックスが自己最多43得点ダブルダブル、キングス約半世紀ぶりの大記録
    フォックスが自己最多43得点ダブルダブル、キングス約半世紀ぶりの大記録
  • ルカ・ドンチッチ、通算トリプルダブル数でジョーダン超える
    ルカ・ドンチッチ、通算トリプルダブル数でジョーダン超える
  • ジェイムス・ハーデン、ネッツデビュー戦で30得点トリプルダブル
    ジェイムス・ハーデン、ネッツデビュー戦で30得点トリプルダブル
  • ESPN:NBA2020-21のプレイヤーランキングTop10
    ESPN:NBA2020-21のプレイヤーランキングTop10
  • ドラモンドが30/20ダブルダブル達成、キャブスとして17年ぶりの快挙
    ドラモンドが30/20ダブルダブル達成、キャブスとして17年ぶりの快挙
  • ブルックリン・ネッツ、トレードでジェイムス・ハーデン獲得
    ブルックリン・ネッツ、トレードでジェイムス・ハーデン獲得
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個

ランダム

  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2018-19 第11週アデトクンボとハーデンが2018-19第11週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • ジェレミー・リン FAジェレミー・リン、プレーヤーオプション破棄で今夏FAに
  • スパーズ ロケッツ 第1戦【SAS-HOU第1戦】ロケッツがスリー22本成功でスパーズを破壊
  • イングラム 49得点イングラムとミッチェルが40得点超えパフォーマンスで一騎打ち
  • ジョージ・カールジョージ・カールHCが通算勝利数でフィル・ジャクソン超え

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2021
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes