ボバン・マリヤノヴィッチが15分出場で18得点の大活躍
セルビアの巨人が久々に存在感を示した。
ブレイク・グリフィンのトレードでデトロイト・ピストンズからロサンゼルス・クリッパーズへと移籍したセンターのボバン・マリヤノヴィッチ。移籍後7試合での合計出場時間がわずか1分5秒と、なかなか活躍のチャンスを掴めていなかったが(2月5日のLACデビュー戦では0.3秒のみ)、現地27日のデンバー・ナゲッツ戦でついに15分のプレイタイムを獲得。同じセルビア出身のニコラ・ヨキッチをサイズで圧倒しながら18得点を獲得し、クリッパーズの勝利に大貢献した。
▼ボバンのシーズンハイ
第3Q終盤で最大19点ビハインドのピンチに陥ったこの日のクリッパーズだが、マリヤノヴィッチ投入で一気に流れが変わり、7分間で31-8のランを展開。第4Q残り9分で4点差を奪うと、それ以降は1度もナゲッツにリードを許すことなく、最終的に122-120での大逆転勝利をものにした。
ウェスト8位に浮上したクリッパーズはマリヤノヴィッチの他、ルー・ウィリアムズがゲーム最多の25得点で活躍。ベンチ得点74-24でナゲッツを大きく上回っている。
一方でウェスト9位に転落したナゲッツは、ゲリー・ハリスが23得点、ウィル・バートンが19得点/7リバウンドを記録。3か月半ぶりに戦線復帰したポール・ミルサップは、ベンチから23分の出場で9得点/7リバウンドをあげた。
ボックススコア:「NBA」