バックスがウォリアーズの連勝記録をストップ!!
ミルウォーキー・バックスが現地12日、本拠地ブラッドリー・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に108-95で勝利し、ウォリアーズに今季初黒星を与えた。
この日は第2Q残り9分から1度もリードを譲ることなく試合の主導権を握ったバックス。第3Q終了時点で3点差にまで追い上げられたが、第4Qはハイ/ローポストのグレッグ・モンローを軸にしたポストアップとカットプレーのオフェンスでフィールドゴールを積み重ねると同時に、ウォリアーズのクォーターFG成功率を37%に抑える好ディフェンスを披露。残り時間2分30秒には点差を14点に拡大し、昨季王者の開幕連勝記録を24で終わらせた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 28 | 20 | 29 | 18 | 95 |
MIL | 30 | 29 | 21 | 28 | 108 |
バックスは、モンローが自己シーズンハイの28得点、11リバウンド、5アシストのダブルダブルをマーク。第4Qの正念場ではインサイドでのフィジカルプレーで11得点を挙げ、チームのオフェンスを牽引した。またヤニス・アデトクンボは、11得点、12リバウンド、10アシストでキャリア初のトリプルダブルを記録している。
▼グレッグ・モンロー
一方のウォリアーズは、ステファン・カリーが28得点/7リバウンド、ドレイモンド・グリーンが24得点/11リバウンドのダブルダブルを獲得。足首捻挫から復帰したクレイ・トンプソンは、30分の出場時間でFG14本中4本成功の12得点を挙げている。
この日はスリーがまったく決まらず(26本中6本)、ベンチもフェスタス・エジーリの13得点以外は合計で10得点と勢いに乗れず、今季初めて100点に届かなかった試合となった。
▼ステファン・カリー
バックスは連勝ストッパー
レイカーズのNBA歴代最長連勝記録を33で止めたのもバックスだった。バックスは今回のウォリアーズの他にも、過去に合計5つの長期連勝記録(12連勝以上)を終わらせている。
- 1972年1月9日– レイカーズの33連勝をストップ
- 1973年11月30日 – セルティックスの12連勝をストップ
- 1983年1月23日 – 76ersの15連勝をストップ
- 2007年3月15日 – スパーズの13連勝をストップ
- 2010年12月12日 – マブスの12連勝をストップ
面白いことに、上記の5チームはいずれもその年のNBA王者に輝いている。なので連勝記録が終わったのは残念だが、ウォリアーズにとっては縁起が良いといえるかも…?
ボックススコア:「NBA」