デローザンが片足スリーで逆転ブザービーター、ブルズ6連勝でイースト首位浮上
シカゴ・ブルズとデマー・デローザンが最高の形で2021年を締め括った。
現地12月31日に行われたブルズ対ペイサーズ戦は、第4Q残り5秒を切ったところでブルズの1点ビハインド。ラストポゼッションでボールを託されたデローザンは、ドリブルでクロックぎりぎりまで残り時間を潰すと、サイドステップから片足ジャンプで3ポイントショットをリリース。終了のブザーと同時に逆転決勝のショットを沈めた。
デローザンの劇的なブザービーターにより、ブルズは108-106でペイサーズに逆転勝利。連勝を6に伸ばし、シーズン23勝10敗でイースト首位タイに浮上した。
Basketball Referenceのデータによると、デローザンが決勝ブザービーターを決めたのは、2013年1月24日のオーランド・マジック戦以来初でキャリア2度目となる。
▼8年前のブザービーター
この日のデローザンは、24本中8本のFG成功とシューティングに苦戦したものの、フリースローラインから点を稼いで(12本中11本)ゲームハイの28得点をマーク。決勝弾については、次のようなコメントを残している。
「(最後のポゼッションで)クロックを見上げた時に『よし、やるしかない』と思った。スペースを確保し、ディフェンダーの上からショットを放つことだけを考えた。ボールが手を離れた瞬間に『入る』と感じたよ」
一方で3連敗となったペイサーズ(14勝22敗)は、キャリス・レバートが27得点、ドマンタス・サボニスが24得点/14リバウンドのダブルダブルをあげた。
ボックススコア:「NBA」