怪我に苦しむアンドリュー・バイナム、引退も視野に
若くて才能あるプレーヤーたちが怪我で沈んでいくのはとても残念だ。
ワンシーズンのフル休養を経て、今季から新たにキャバリアーズとして試合復帰したアンドリュー・バイナムだが、どうも膝の回復具合は思わしくない様子。7日のチーム練習後、バイナムは怪我の辛さと今後のキャリアプランについてメディアに本音を明かし、早期引退の可能性も十分にあることをほのめかした。
バイナムいわく:
「引退についても考えた。真剣に考えた。今でも考えている。身体的に制限がありすぎて、ゲームを楽しめないんだ。怪我は未だにキャリアを脅かしている状態。コートに立っても今の僕は抜け殻だ。とにかく精神面で苦しんでいる」
–アンドリュー・バイナム
▼バイナムの今季初ゴール:
今年で26歳のバイナムは、オフシーズンにシクサーズからキャブスに移籍した。レイカースに所属していた2011-12シーズンには、18.7得点、11.8リバウンド、1.9ブロックを平均。リーグのトップセンターに成長することを期待されていた有望選手だったが、昨季はひざの故障のため、シクサーズとして1度もコートに立つことがかなわなかった。
それもあってか、8日にフィラデルフィアで行われたキャブス対シクサーズの試合では、バイナムへのブーイングがすごいのなんの。シクサーズファンの気持ちはわからなくもないが…。
▼バイナム凱旋にシクサーズファンは大ブーイング:
今季のバイナムはこれまでに5試合に出場し、5.5得点、3.5リバウンド、1.3ブロックを平均。出場時間は平均12.8分と短い。マイク・ブラウンHCはバイナムの体調を考慮して、バック・トゥ・バックの試合に起用しないよう調整しているという。
頑張れバイナム!
Thumbnail by Erik Daniel Drost via Flickr
ソース:「ESPN」