C.J.・マッカラムが35得点、11リバウンド、9アシストでキングスを破壊
ポートランド・トレイルブレイザーズのC.J.・マッカラムが、現地27日のサクラメント・キングス戦で35得点、11リバウンド、9アシスト、4スティールのキャリアベストなパフォーマンスを披露。オールスターのデイミアン・リラードが不在だったチームをバック・トゥ・バックでの勝利に導いた。
この日のマッカラムは、開始3分でスリー2本とレイアップを決める好スタートを切り、第1Qだけで13得点を獲得。その後もスコアリングだけでなく、プレーメイキングからディフェンスまでオールラウンドな大活躍をみせると、89-87の2点差で迎えた第4Qラスト3分からは、ブレイザーズのフィールドゴール3本すべてを成功させるクラッチプレーで試合をテイクオーバーした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
POR | 29 | 20 | 31 | 18 | 98 |
SAC | 30 | 21 | 29 | 14 | 94 |
ブレイザーズはマッカラムの他に、マイヤーズ・レナードが4本のスリーを沈めて、16得点、11リバウンドのダブルダブルを記録(ハイライト)。マッカラムは試合後、この日のレナードの積極的なパフォーマンスについて、「自信を持ってシュートを打てていた」とコメントしている。
「マイヤーズがシュートを躊躇した時など、顔にパンチを食らわせてやろうかと思うことがある。そこでこう言ってやったんだ、『シュートを打て!』とね。だからマイヤーズがシュートを打ってくれたのは嬉しい。自信を持ってシュートを打ち、大事な場面でショットを決めてくれた」
– C.J.・マッカラム
マッカラムはMIPを受賞するに相応しいシーズンを送っている。昨季は平均出場時間15~16分のベンチ要員だったが、今季はこれまでの全32試合にスタメン出場。得点やアシスト、リバウンドをはじめ、ほぼすべてのスタッツが大幅に跳ね上がった。
▼マッカラムの昨季と今季のスタッツ
2014-15 | 2015-16 | |
出場時間 | 15.7分 | 35.3分 |
得点 | 6.8 | 20.4 |
アシスト | 1.0 | 4.3 |
リバウンド | 1.5 | 3.7 |
スティール | 0.7 | 1.3 |
FG% | 43.6% | 43.8% |
敗れたキングスは、デマーカス・カズンズが36得点、レイジョン・ロンドが15アシストをそれぞれマーク。この2人の活躍により最初の3クォーターの大部分でリードを保っていたものの、第4QはチームのFG成功率が13.6%(22本中3本)と、勝負所で大失速してしまった。
ボックススコア:「NBA」