ケイド・カニングハムが25得点8アシスト、敗戦ながらもポテンシャルの高さ存分に発揮
2021年ドラフト1位指名のケイド・カニングハムが、デビュー8試合目でトリプルダブル目前の活躍を見せた。
カニングハムは現地15日、本拠地リトル・シーザーズ・アリーナで行われたサクラメント・キングス戦で25得点、8アシスト、8リバウンドをマーク。試合には大敗したものの、キャリアベストなパフォーマンスで潜在能力の高さを存分に発揮した。
この日のカニングハムはジャンプショットが好調で、ミッドレンジとスリーから13本中6本のショットに成功。その内の3本がプルアップ・ジャンパーによるものだった。
ESPNによると、ピストンズの新人選手が25/8/8以上のスタットラインを記録するのは、グラント・ヒル(4回)とデイブ・ビンに次いでカニングハムが球団史上3人目だという。
デビュー最初の3試合ではスリー成功率0.5%(21本中1本)とシューティングが壊滅的だったカニングハムだが、徐々にリズムを取り戻してきた様子。今後の課題は、コンスタントにフリースローを稼げるようになることだ。カニングハムはここ4試合で1度もフリースローラインに立っておらず、この日の試合でもFGアテンプト20本に対してFTアテンプト0本に終わっている。
ピストンズ(3勝10敗)はカニングハムの他、サディック・ベイが28得点で奮闘するも、二桁得点を超えたのは2選手のみ。一方で129-107での大勝を収めたキングス(6勝8敗)は、バディ・ヒールドの22得点とディアロン・フォックスの19得点をはじめ、合計6選手が二桁得点をあげた。
ボックススコア:「NBA」