キャブスのリッキー・ルビオ、左ひざ前十字靭帯断裂で残りシーズン全休へ
レブロン退団後で初めての勝ち越しシーズンを送っていたクリーブランド・キャバリアーズにさらなる不運だ。
キャブスは現地12月29日、ベテランガードのリッキー・ルビオが左ひざ前十字靭帯断裂の怪我を負ったことを発表。2021-22シーズンの残りを欠場する予定だという。
ルビオが負傷したのは、28日に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦の第4Q終盤。レーンに切り込んでジャンプストップした際にフロアに倒れ込み、そのままチームメイトに支えられながら途中退場。MRI検査で、左ひざのACL断裂と診断された。
今季のルビオは、キャブスのバックアップPGとして34試合に出場し13.1得点、6.6アシストを平均。シックスマン賞候補に数えられるべき活躍ぶりでチームに貢献しつつ、オフコートでもヴォーカルリーダーの一人として若手中心のロスターを引っ張るなど、今季キャブスの成功において極めて重要な役割を担っていた。
キャブスは100ポゼッションあたりの得失点差で今季リーグ4位の+6.4を記録中。ルビオがオンコートの時間帯では+9.1に跳ね上がる。
▼11月にはキャリアハイ37得点をマーク
これでキャブスは、ルビオとコリン・セクストン(半月板断裂)の主力ガード2人の今季全休が確定。セクストン離脱後も13勝10敗と検討していたが、ここからはプレイメイクに長けた選手がダリウス・ガーランド1人しかいなくなるため、シーズン後半は厳しい戦いを強いられることになりそうだ。
参考記事:「NBA」