ラブの古巣凱旋でキャブスが10連勝達成
現地31日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、レブロン・ジェイムスがゲームハイの36得点でチームをリードし、106対90でキャブスが快勝。キャブスは連勝記録を10に伸ばし、イースト4位のブルズまで1ゲーム差に迫った。
今季からキャブスに移籍したケビン・ラブにとって初の古巣凱旋となったこの日のゲーム。スタジアムには背番号42(ウルブズ時代のラブのユニフォーム)を身につけたウルブズファンの姿もちらほら見られたが、試合前の選手紹介でラブの名前がコールされると客席からはブーイングが巻き起こった。
ただ第1Qにラブのトリビュートビデオが上映されると、ウルブズファンたちから温かい拍手が:
試合は、アンドリュー・ウィギンスが最初の3ピリオドだけで31得点の大活躍をみせ、第4Q開始時点でウルブズが3点差のリードをつけていたが、そこからキャブスが一気に反撃を開始。ウルブズのクォーター得点をわずか11点に抑える鉄壁の守りを展開する一方で、レブロン・ジェイムスが残り9分~4分にかけて13連続得点を挙げ、完全に試合をテイクオーバーする。
▼レブロン vs ウィギンス
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CLE | 30 | 22 | 24 | 30 | 106 |
MIN | 21 | 28 | 30 | 11 | 90 |
キャブスは、第4Qだけで16点を挙げたレブロンがゲームハイの36得点を記録。敵チームとして初めてウルブズのホームコートに立ったラブは、ブーイングを受けながらも14得点、17リバウンドのダブルダブルをマークして勝利に貢献した。
一方のウルブズは、ウィギンスが3本のスリーを含む25本中14本のフィールドゴールを成功させ、キャリアハイの33得点を記録。「トレードしたことを後悔させてやる」と言わんばかりのパフォーマンスでレブロンと互角に渡り合った。
▼フューチャー!
レブロンは年末年始の離脱から復帰して以来、10試合で29.9得点、6.3アシスト、6.3リバウンド、2スティール、FG成功率50.7%を平均している。シーズン終盤に差し掛かり、ようやくMVPレースの有力候補に名乗りを上げてきた。
ボックススコア:「NBA/Stats」