TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
クリッパーズ パウエル
2022 2 6

クリッパーズがトレードでパウエルとコビントン獲得、ブレイザーズは本格的に再建突入か

クリッパーズ, トレード, ブレイザーズ 0

デッドラインを1週間後に控え、今季もついに本格的な”トレード期”に突入。現地2月4日には、今後のウェスタンカンファレンスの勢力図を塗り替える可能性のあるビッグトレードがさっそく実現した。

現地4日、ロサンゼルス・クリッパーズとポートランド・トレイルブレイザーズは両チーム間でトレードが成立したことを発表。クリッパーズがブレイザーズからノーマン・パウエルとロバート・コビントンの2選手を獲得だ。

トレードの詳細は:

  • クリッパーズ獲得:ノーマン・パウエル、ロバート・コビントン
  • ブレイザーズ獲得:エリック・ブレッドソー、ジャスティス・ウィンズロー、キーオン・ジョンソン、2025年ドラフト2巡目指名権

このトレード成立のニュースを受け、「は?なんで??」という第一印象を抱いたファンも多いはず。1~3年の短期的な戦力面だけを考えると、完全にクリッパーズの一人勝ちだ。

クリッパーズ視点

クリッパーズは、ベテラン2選手と最小限のアセット放出で、大幅なロスターのアップグレードに成功した。

▼パウエルは2日前の試合で30得点マーク

まずパウエルは、今季40試合でキャリアベストの18.7得点、2.1アシストを平均中。1番から3番までガードできる3&Dのウィング選手であり、オンボールでの得点力に加え、キャリア3P成功率38.2%とロングレンジにも強い。今季チームの即戦力になるだけでなく、ロールプレイヤーとしてカワイ・レナードとポール・ジョージのスターデュオに上手くフィットできるだろう。

またコビントンも、今季は精彩を欠いているものの、本来は守備力に長けた万能タイプの選手。特にヘルプディフェンスに強く、スモールラインアップでセンターに入ることもできる。

なおコビントンは今季いっぱいで契約終了で、クリッパーズが放出したブレッドソーは来季契約が部分保証、ウィンズローは来季で契約満期。もし両チームとも、この3選手を来季以降のロスターに残すつもりがないのであれば、クリッパーズは2021年ドラフト1巡目21位指名権(キーオン・ジョンソン)と将来の2巡目指名権でパウエルを獲得したとも言える。どう考えても”ホームラン”だ。

南カリフォルニア(サンディエゴ)出身のパウエルも、LAへの移籍を喜んでいる様子。

Excited to be coming home to Cali. Let’s get it @LAClippers #UnderstandTheGrind pic.twitter.com/lEDi2kI3iT

— norman powell (@npowell2404) February 5, 2022

クリッパーズにとって、今回のトレードは今季よりも来季以降を見据えたもの。レナードとPG13のスターデュオを、パウエルやレジー・ジャクソン、マーカス・モリス、イビチャ・ズバッチ、テレンス・マンらのロールプレイヤーで支えるロスターは、怪我さえなければ確実に優勝候補になれる。

ただ戦力アップの見返りとして、クリッパーズは巨額のラグジュアリータックスを支払うことになる。ESPNのボビー・マークス記者によると、今回のトレードを経て、今季クリッパーズのラグジュアリータックス総額は9390万ドルから1億1290万ドルに跳ね上がるそうだ。

ブレイザーズ視点

一方でブレイザーズが得たのは、サラリーダンプとキャップスペースの柔軟性。チームのジョー・クローニン暫定GMはトレードについて、「サラリーキャップを整理することで、来週のトレードデッドラインやその先、今夏のドラフトやフリーエージェンシーへの可能性を広げることができた」と説明している。

ESPNによると、ブレイザーズはパウエルとコビントンの契約を放出したことにより、今季のタックスラインを下回ることに成功。ただ、他のチームからもっと良いオファーがあったのでは?とどうしても思ってしまう。

ブレッドソーとウィンズローは、ブレイザーズの将来的なロスタープランには含まれていないはず。2021年ドラフト1巡目指名のキーオン・ジョンソンは伸びしろのある19歳のアスレチックなガードだが、今のところNBAチームのローテーションに入れるような活躍はしておらず、将来的にどんな選手になるのかは完全に未知数だ。

今回のトレードにより、ブレイザーズはようやく本格的な再建に踏み出した印象。現地メディアの間では、トレードデッドラインもしくは今夏オフにCJ・マッカラムも放出されるだろうとの見方が強い。そうなると、デイミアン・リラードの移籍もいよいよ現実味を帯びてくる。

参考記事:「NBA」

トレイ・ヤングの43得点でホークスがサンズの連勝を11でストップ 【ハイライト】ルカ・ドンチッチが1試合でダンクを2本も叩き込む

Related Posts

サマーリーグ2022 ブレイザーズ

ブログ

ブレイザーズが2度目のサマーリーグ優勝、キングスに次ぐ史上2球団目の快挙

デイミアン・リラード 延長契約 2022

ブログ

デイミアン・リラードがブレイザーズと2027年まで続く延長契約を締結

ジェレミー・グラント トレード

ブログ

ブレイザーズが2025ドラフト1巡目指名権と交換でジェレミー・グラント獲得へ

ロバート・コビントン 43得点

ブログ

ロバート・コビントンが自己最多43得点、3P成功数でクリッパーズ新記録を樹立

特集

  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日
  • 2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2021年9月1日
  • スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    2022年3月13日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    2021年12月7日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5
    ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5

ランダム

  • グレッグ・ポポビッチ シーズン延長ポポビッチHC、シーズン期間延長案について 「7月に仕事するつもりはない。人生は短い」
  • クリッパーズ マブス 第6戦ロサンゼルス・クリッパーズが5年ぶりに第1ラウンド突破
  • ブルック・ロペス 得点ブルック・ロペス、通算得点で歴代ネッツ1位に
  • マイク・ブーデンホルザーマイク・ブーデンホルザーHCがホークスと決別
  • デビン・ブッカー 70得点デビン・ブッカー、史上最年少で70得点

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes